こころあそびの記

日常に小さな感動を

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

琵琶の花

白雪姫が小窓を開けると小鳥がおはよう!とやって来ますし、美女と野獣でも”朝の風景“を小鳥たちと楽しそうに歌って物語はスタートします。 お恥ずかしいことに、小鳥たちは朝が大好きであることについ最近まで気付きもしませんでした。この年になって、よう…

風花舞う日に

あと二三日で春が立つという今朝の空は真っ青で、宇宙の果てまで透けて見えるような美しさに心まで晴れ晴れいたしました。 「冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ 清原深養父」 先日の大寒波で雪舞う日に気象予報士さんが紹介なさってい…

“こわがらなくてもいい”という名言

一世代若い方から相談を受けました。 「近頃、母がまだら呆け状態になりました。辻褄が合わない話をしてきたら注意して訂正したほうがよいのでしょうか?」と。 老年になる親を見守る多くの人が経験する惑いではないでしょうか?まだまだ惚けて欲しくないか…

網走ユースホステルの思い出

後期試験が終了した日の夜、できるだけ遠い所まで行こうということ以外に計画のないまま、夜行列車に乗り込んだ友人と私。早朝の網走駅前に降り立ち、まずは朝コーヒーでも飲んでからとタクシー乗り場へ向かいました。 ドライバーさんに「すみません、どこか…

唐揚げのコツ

昨日の産経朝刊の朝焼けエッセイを読んで、久しぶりに母を思い出してしまいました。 84歳の女性が投稿されていたのですが、文章の中に登場した「辻徳光さん」に目が釘付けになりました。 「壁に投げつけて落ちてしまうようではだめ!」これは何を作るときの…

『オルタネート』を読んで

先日、NHK「おはよう日本」で紹介されていたこの本。 作者の加藤しげあきさんがジャニーズのアイドルグループの一員であることを娘から聞いて興味しんしん、早速に取り寄せました。 番組で紹介された「自分をもっと好きになること」というフレーズが気になっ…

冬の日に

大寒さなか 「日一日と日脚が伸びて」とか「陽光があたりに溢れ始めて」などという手紙の書き出しを知ったのは、お礼状を書かずには済まされない年齢に達してからのことでした。 言葉から、逆に教えられることは数多くあるものです。春が近づいてきましたよ…