こころあそびの記

日常に小さな感動を

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

“ラブ”に癒されて

コロナ禍でペットを飼い始める人が増えていると聞きます。 その理由は一つです。 癒されるから。 お話ができないのに、どこに癒やす力があるの?と訊ねられたら、以心伝心と応えましょう。 私も、現在は人生8匹目のご縁で黒パグと暮らしています。名前は「ラ…

いりひいろいろいろ

大空がどこまでも青一色に広がる日でした。 地上では紅葉が始まっています。 イチョウの街路樹の黄色や柿や桜のグラデーション。 日々変わっていく木々の複雑な色の変化にうっとりします。そこに日が射すときの美しさ。桜の木の葉っぱが一万枚ならケヤキはど…

北斗七星が見えた朝だから

毎日、下手くそな運転にもめげずに走りまくってくれる愛車。たまにはメンテナンスと思ってディーラーさんに預けました。 そのとき、整備士さんにオイルはなぜ汚れてはいけないのかと素人質問してみました。 「エンジンオイルは人間でいえば血液みたいなもん…

いのちの洗濯日

好天に誘われると、じっとしていられなくて、どこに行こうかな?とセレクトした先は万博・日本庭園でした。 もう随分とご無沙汰でしたが、落葉の季節が特にお気に入りだったことを思い出して行ってみました。 幸先よく桂の木が、いい感じに色づいて迎えてく…

蘭は花の名のみならず

今日は七変化する雲が楽しめますよ、とラジオ情報が流れてきましたが、果たしてどうだったのでしょう。 仕事で部屋の中にいると、大好きな空が見られなくて無念です。 朝刊の投稿者のお名前に「蘭」と書いて「アララギ」さんとお読みする方がおられました。…

真実一路という願いを生きる

丘の上はどんな景色が広がるのだろうと期待させる道を旅行気分で上がっていきました。 行きたいな、北海道。残念!ここは、淀川左岸の堤防でした。 水面にはビル群が映って、今日は川の流れが静かです。 突然ですが、人が涙するのはどんなときでしょう。 昨…

杜の気をいただいて

「仙台出身、杜けやき」といえば、宝塚出身の女優さんです。 杜の都、仙台はケヤキ並木で有名でした。今は地下鉄を引くために以前よりは少なくなってしまったでしょうか。再生は地元の人のみならず、遠く離れた大阪人も望むところです。 「社(やしろ)」の…

孫と婆

明日、一歳の誕生日を迎えるというのにコロナ禍の自粛のために、一度も会ったことがない孫に会いに行くことにしました。 新大阪駅のコンコースで泣き叫ぶ子どもを抱きしめて、なんとか泣きやませようと頑張る若いパパをみかけました。近くに小さな靴が散乱し…

喫茶店でコーヒーを飲みました

今朝の朝焼けは雲を曙色に染めあげることから始まりました。 わずかな時を置いて、西の空に浮かぶ雲までうっすらと色づいてくれば、太陽も完全に上ってきた証、そして、間もなく東雲色は消えて、朝のショーは終わります。 山に登って山頂からご来光を見られ…

若い人は希望です

昨晩、東から上ってきたお月様。寝ている間に天空を渡り、早朝には西に輝いていました。一晩で二度会えた。それだけで、なんとなく得した気分の一日の始まりです。 空は癒やしです。いつの頃からでしょう。あれほど感じていた虚しさを忘れてしまったように感…

黒豆枝豆と健くん。

丹波篠山から、「黒豆枝豆」が送られて来ました。 今月に入り、解禁日に人が並ぶ様子をニュースで見ても、それは余所事。自分は仕事もあるし行けないなぁと諦めていました。 ところが、私が涎を垂らしていることが神様にばれたのか、送ってくださる方とご縁…

満月の日のお楽しみ

青い空に千切れ雲。昨晩も風が強かったからですね。 塵が吹き飛ばされた夜明け前の漆黒の空には、オリオン座を中心にお星様が輝いていました。 神社庁から各神社に配られる今月の貼り紙は『今日も生涯の一日なり』(福沢諭吉)です。 今、私の中ではこの言葉…

小さな印を彫ってみて

何事もやってみないと、その大変さも、その楽しみも分からないといいます。 篆刻なんてものを、やってみようとたった十数分間削っただけで、腕が上がらなくなってしまいました。 彫っているときは、これぞ無心だと満足したのに、次の日から、えらいことにな…

チューリップツリー通り

街路樹が色づいてきました。 イチョウ並木の黄色は青空に映えます。 あんなにキラキラしていたポプラの葉っぱは春の精彩をなくし始めています。 微妙な色合いを長く楽しめるのが欅です。日々、違った色合いを見せる欅坂を通るとき、秋を感じます。 昨日プラ…

カワセミ見たよ!

「今日、何かいいことありましたか?」と訊かれて「はい!ありました!」と答えられる日ほど素敵な一日はありません。 いつもの川沿いで足を止めて、コサギの可愛い色のブーツを見ていたら、目の前を青い影が左から右へと素早く横切りました。 小さくて背中…

セミナーの再開に感謝!

ご存知でしたか? 子供がピーマンを苦手な理由。 これも田中修先生に教えてもらったことですが、青色のうちは未成熟で、まだ食べないで!と苦味で自分を守っている状態だそうです。だから、子供たちに不人気なのです。 熟したら虫さんたちに食べてもらって種…

『花が咲く』が継ぐもの

人皆は 萩を秋と云う 縦(よし)われは 尾花が末(うれ)を 秋とは言はむ 作者未詳 巻10-2110 万葉集に登場する花で一番多いのが萩だといいます。 が、上記の作者は、私は薄(すすき)が秋を代表する花だと思うと宣言しています。 薄の穂の変化が秋の深まり…

バスに笑顔が乗る日

あてのない散歩。思いつくまま気の向くままに歩いて、あれっ?このままじゃ疲れすぎるよと思ったら、バスに乗ります。 幼稚園バスに乗ってる子供たちのように、つかの間の遠足気分が味わえます。 「 バスごっこ 作詞 香山美子 作曲 湯山昭 大型バスにのって…

秋祭りにGO!GO!

今日はローカルニュースです。 秋祭りの情報を散歩途中でゲットした私は、日没後の道を孫たちを連れて意気揚々と出かけていきました。 去年からお祭りというお祭りが中止になって、お囃子を忘れたような感覚になっていました。が、神社に入ると懐かしいお囃…

ショパンコンクール開催中です

孫が「僕もピアノを習いたい」と言い出したのが小学四年生の時でした。中学一年生になった今も、好きで続けてくれていることがうれしいことです。 私は、中学の時に家の都合でお別れして以来、ピアノを聴けば切なくなる思いがします。長い間、クラシック音楽…

私の名前は『如迷』です

河内長野の岩湧山で秋海棠が見頃を迎えているとの情報をお友達から頂きました。もとは、中国からやってきたらしくて、中国ドラマのタイトルにも使われている可愛らしい花です。 河内長野は小学校の教科書に千早赤阪村が出てきた時から知っているにもかかわら…

言葉がいらない日

心が解放される晴天です。 青い空に白い雲が浮かぶ素直な光景は、カメラの良し悪しによらず、誰が撮っても気持ちよく写ります。 今日は言葉がいらない日です。 寒露に入り、稲刈り真っ盛りの光景が秋を感じさせます。籾殻が青い空に舞う中、その香りに包まれ…

平凡な日常の中にある奇跡

その人を全くと言っていいほど、存じ上げないのに取り上げるのは失礼かと思いましたが、その熱い思いに同感したことを報告させて下さい。 その人は「満島真之介さん」です。 さっきテレビをつけたら、NHKスタジオパークに出演されていました。 お話しされて…

親の子となり子の親となり

「 ママ 田中大輔(3歳) あのねママ ぼくどうして生まれてきたか知ってる? ぼくね ママにあいたくて 生まれてきたんだよ」 何回も何回も引用してごめんなさい。 大輔くんはもういくつになられたかな? これほど深遠な意味をもつ詩を当時3歳の坊やが書かれ…

美堂おゆう先生の個展

晴天が続きます。 「日の出の山影を撮影するためにカメラマンが夜明け前からやって来る」と奈良からの報道がありました。 季節を問わず日の出、日没は美しいものですが、空気が澄んで、天の高い今だからこその一枚を狙って、馳せ参じる気持ちは分かるような…

温暖化を解き明かす地球物理学

なんとうれしい朝でしょう。 真鍋淑郎先生がノーベル物理学賞を受賞されました。 コロナ禍の中、明るいニュースでうれしいと街頭インタビューで応える人の笑顔を喜ばしく思いました。 難しいことは分かりませんが、天象の流れと「流体力学」を組み合わされた…

日は昇り日は沈むという不易

和歌山市で水道橋が崩落して、今日で三日目です。 快晴続きで助かるとはいえ、お水のない生活の不便さはいかばかりかと、一刻も早く復旧されることを願っています。 そんな困難な状況下でありながら、人々の笑顔が報道されていました。 困難な時ほど、お互い…

美しき薄明

今朝、空を見上げたら、ド近眼の目に月影が丸く映りました。ひょっとすると思い込みかもしれないと携帯で写真を撮ってみたら、やはり丸く影が見えました。今日は月齢27ですから、眉月のはずですが、太陽がすぐそこに上ってきているので、太陽の光が月を取り…

「風のガーデン」を観たくなる日

遥かに見える大阪のビル群。 天下人になった人にとっては、いくら立派な天守閣から見下ろしたとしても、腹に一物を抱えて見る景色であればどこか虚ろであったことでしょう。 それに比べて、この時代の老いた平民であればこその清々しさをありがたく思いまし…

光と風と水と

朝日の当たる水紋によって、出水鉢に沈められているビー玉の色が揺らめいていました。 その光景を美しいと足を止める余裕が、今日も健やかである証だと思っています。 喜怒哀楽。 爆発するような喜びごとは、この年には起こりません。静かにじんわり幸せに思…