こころあそびの記

日常に小さな感動を

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

野蒜の種

今日は五月晴れ。職場近くの田んぼでは朝から田植え機が大活躍です。どんな仕掛けになっているのかと、近寄って見せてもらいました。 クルクル回る金具が一苗ずつ繰り出すようになっているのですね。その器用さにびっくり!そして、泥田の中を方向転換する動…

うみ

この頃、はいだしょうこお姉さんのYouTubeを聴いています。中でも「ひこうき雲」がお気に入りです。原作者のユーミンを凌ぐ透明感があって、ついつい一緒に口ずさんでしまいます。 孫たちはしょうこお姉さん世代です。確か、入手困難の「お母さんと一緒」の…

寝たら治るはホント!

夜遅くまで起きて、睡眠時間を削る人が多くなりました。これは、今が平和で必ず安心して眠れる環境があるからできる贅沢かもしれません。 でも、そんなことで大丈夫なのでしょうか?人は食べなくても生きていけるが、寝ないと生きてはいけないといわれます。…

クスノキの思い出

大阪市立大学附属植物園の年パスをゲットして、さぁ、今年は楽しむぞと意気込んでいましたのに、この季節をスルーしなくてはならないことはつらいことです。 ある木は緑を濃くして、また、ある木は花を咲かせて待っているはず。 大きなユリノキ。30m以上の…

ハイブリッド時代

「梅雨荒し泰山木もゆさゆさと」(日野草城) 泰山木は樹高があるから、その真っ白い豪華な花を見逃すことがあります。梅雨に紛れてあっという間に咲き終わる花。日常の一つ一つを丁寧に生活してゆきたいものです。 ところで、NHK朝の「おかえりモネ」はご覧に…

わかっちゃいるけど・・

水を満々と引き込み、植え付けの準備が整った田んぼの中の一本道を向こうから、ポールを上手に使いながら歩いてこられる男性と目が合いました。 「おはようございます」 「おはよう、しばらくこの道を通らなかったから、知らなかったよ。こんなにひどい雨だ…

助け合い

朝刊に、“素数ゼミ”という見出しがあったので、てっきり予備校の話かと思いまして、読むでもなく読み始めましたら、アメリカで発生する”蝉“のお話でした。 蝉には土から出てくる周期がある。蝉時雨が一段とうるさい当たり年があると聞いたことがあります。 “…

他人任せ

出勤途中で、田植えの準備をする耕運機を見かけました。水を引き入れた田んぼは、鳥たちの恰好の餌場になって、あぁ、今年も無事に始まったんだと胸が躍る朝でした。 年々歳々、自然は同じ循環を繰り返しています。 「音もなく香もなく常に天地は 書かざる経…

5月の薔薇

Some say love, it is a river♪・・と憂いを含んだ旋律で始まる「ローズ」。”愛“の意味を問いながら、愛は、いつか花咲くバラの花だと終わります。 I say love, it is a flower And you, its only seed・・ In the spring becomes the rose. 好きな一曲です…

雀色時

昨日の夕焼けご覧になりましたか? 夕暮れ前に雨が上がれば、空は太陽が沈むまでのわずかな時間に慌ただしく変化していきます。その変化を見逃さないよう、長らく満足に散歩できなかった愛犬を連れて、外を歩いてみました。 太陽の光が長らく地上に届かなか…

あうち(楝)の花

30メートルはあろうかと思える高木に淡い紫色の花が、梢を覆うように咲き誇っているのを見つけました。人がよく通る道ではなく、少し脇に入った雑木の茂みです。 便利な機能を使って写真解析しましたら、「栴檀」(せんだん)ということがわかりました。 あ…

笑顔が一番

料理好きの方が参考にされる料理人にも、人それぞれ好みがあることは言うまでもありません。それが、分かった上で、ご報告するのですが。 三國シェフのYouTube献立が、遂に一年を経過しました。去年春の緊急事態宣言発令から以降。自分たちにできることはな…

鼠色が好き

梅雨空の毎日です。 仕事場に向かう車の進行方向に広がる湿気の固まりの色を何色と表現したらよいのかと、思案しながら空に訊ねた朝でした。 実は、私、何を隠そう「色」が大好きなのです。 30代の頃、色彩検定なるものができて、早速講習会に出かけました…

茗荷の甘酢漬け

この時期になると多くなる愁訴に、頭が重い、膝や腰が痛い、めまいがする、胃腸の不調に食欲不振などがあります。 これらは、原因を一つに集約することができます。 梅雨ということから推測がつくかもしれませんが、犯人は「水」なのです。一にも二にも「水…

キャベツの子

ビックリするようなことに、またまた遭遇しました。 上の写真をご覧下さい。何だと思いますか? これは、キャベツの芯から発芽した幼葉なんです。 娘が、YouTubeに上げておられた方の真似をして、キャベツの芯を土に埋めて10日。もう、やっぱり無理やねと…

カエルの歌

今日はうれしいことがありました。 カエルが庭で鳴いたのです。丁度、雨が降り始めたと同時でした。 庭の池は随分前に、孫がはまっては大変だから埋めもどしたのに、どうして、カエルが紛れ込んだのか。不思議だけれど、梅雨入りを告げに来てくれたことに驚…

ドジョウ

「流体力学」という学問があることを初めて知ったのは、高校生の時でした。数学を教えてくれた家庭教師の学生さんが流体力学を勉強されていました。 確か、飛行機の絵を書いて説明してくださったように記憶しています。 テクノロジーは計算だけで進化してい…

中国茶

息子が母の日のプレゼントに中国茶をくれました。中国ドラマにはまっている母だから、そして、彼が神戸に住んでるから、こんな粋な贈り物考えてくれたのでしょうか。 早速、味わうことにしました。 水出しして、一煎目は味わうというより、口に含んだときに…

イチゴジャム

青嵐が塵を吹き飛ばしてくれたのか、山の起伏に合わせて緑の濃淡が一段と映えています。真っ白な綿雲を浮かべた空には飛行機雲が幾筋か伸びています。 幸せな昼下がりです。 こんな景色に出会ったときは、素通りしないことだと思います。誰か知り合いに会っ…

庚申の日

新稲(にいな)を東西に貫く道の中程に「庚申塚」があります。 十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の巡りの中の「庚」と、十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の「申」が重なる日のことを「庚申の日」といいます。 暦で本日がその日に当たります。 何の日かというと、4…

愛鳥週間

何か作業するとき、BGMは何を選びますか? 音楽だとどうしても、ついメロディーに気持ちが持って行かれてしまうので止めてしまうことがあります。 そんなとき、自然音だと邪魔されずに作業がはかどることに気づきました。 水辺のせせらぎのいわゆるf分の1の…

芍薬の花

最北の地、稚内でやっと桜が開いたそうです。南西諸島から始まった桜前線もようやくその任務を終えたようです。 旧暦では、明後日から4月。夏が始まります。北の国ではこの日を待ちかねたように、一斉に花が咲き始めて大地にカラーが溢れます。”一斉に“とい…

丹精

「丹精」赤い色と気の集合。いのちそのものを表す美しい言葉であり、真心という丹精を込められる人を尊敬します。 そんなに広くない菜園を何一つ気を抜かず、隅から隅まで少量、多品種でお世話されている方があります。 イチゴは畝を高くして、防虫網をかけ…

みかんの花

今一番の香りはみかんです。歩けば、爽やかな香りがあちらこちらから匂ってきます。 毎年楽しみにしている香りは、やがて大きな夏みかんになるちょっと大きめの花(写真)です。まだ、2つ3つしか開いていないのに、風下に立って香りに包まれると安らぐことこ…

直感力

いつも仕事でお訪ねする老人施設。その周辺に広がる空は大きくて広くて高くて、雲は鳳凰のように飛んでいます。晴れた日は、仕事に来たことも忘れて、まずは見上げてその美しさを写真に収めたくなる場所です。 近くに第二十五代継体天皇陵墓があるからかしら…

生節の炊き合わせ

連休が終わりました。 晴天が続いたので、庭でカレーパーティーや焼き肉パーティーをしたり、散歩で一日二万歩を歩いて自然を満喫したりもしました。 ある日。昼間のこってりに疲れたので、夕飯メニューは「生節とお焼きと蕗の炊き合わせ」にしてみました。 …

端午の節句

今日は端午の節句。 5月の初めて(端とは初めての意味)の午(うま)の日のことです。 常緑樹である柏の木の世代交代の見事さから、柏餅を食べて家系が絶えないことを願います。 そして、菖蒲や蓬を門の上にかざったり、お風呂に浮かべたりするのは、香りの強い…

やさしいSDGs

今朝は朝から快晴。 なのにちょっと寝坊して庭に出てみたら、ムクドリ数羽が藁集めの最中でした。嘴にいっぱい、それ以上は無理でしょというくらいにくわえて飛び立って行きました。 バードウィーク間近かです。ふんわりベッドができますように。 家庭菜園で…

「毉→醫→医」

風薫る好季節。 北原白秋は「くわっとふりそそぐ日光、冷たい風、春と夏との二声楽(デュエット)」と表現したそうで、倉嶋厚さんが詩人の目をほめておられます。 ありがたい連休のおかげで、めったについて来てくれない孫と二人で散歩しました。 「おばばは、…

山査子

昨日は、雷鳴が轟き春の訪れが確かなものになりました。 その寒冷前線がまだ居座っているのか、今朝はマイナス8度(昨日比)と、グッと冷えました。 それでも、寒い朝ならではの夜明けの美しさは格別で、たなびく雲が黄金に彩られて天上を見ている思いがいたし…