こころあそびの記

日常に小さな感動を

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

たんぽぽ

先日の朝。こんな花、見たことないとシャッターをきりました。 孫たちを送り出した後、もう一度見に行ったら、同じ場所にきれいな綿毛がありました。 あれは、たんぽぽが綿毛に開いていく過程だったのでしょうか。 そんなとき、頼れるものはYouTube動画です…

花のいのち

朝から娘がツツジの花びらを集めています。保育園で園児達に草木染めの体験させるそうです。 集めた花びらを冷凍保存することで、細胞が壊れて発色が良くなるとか。現代ならではの知恵です。 ところで、昨日の『こころ旅』は宮崎神宮の「大白藤」を見に行く…

再びの『應化地蔵尊』

新学期。先生が家庭訪問されるため、授業は昼まで。中学生の孫から昼過ぎに帰ってくると言い渡されました。 それなら、図書館で借りたままになっている本の返却ついでに、お団子でも買ってこようと思いたちました。 うちから図書館に行くには、裏山を越えな…

精霊と蜂

なんだかんだ言っても、やっぱり青空は気持ちいいなぁ。と両手を空に向けて伸びをしたら、その瞬間、ツバメが過りました。 どこか近くに巣作り始めたのでしょうか? その後も、こんな小さな水たまりに何度もやってきます。赤い頬に燕尾服。可愛いったらあり…

辛くなっている~

関大聴講の三回目。 クラスは先生と私以外は中国からの留学生です。 彼女たちは、ちょうど一人っ子政策真っ只中の世代ですから、両親から100%愛されて育ったお嬢さん方です。優秀で素直で純粋です。 その上、全員、学部から入学していますから、日本語のマ…

鶴瓶の「宝塚バー」観た?

春雨がバラの固い蕾を綻ばせています。この分だと、例年通り、連休中に満開を迎えそう。 星の王子様みたいに手入れしてあげられなくて、ごめんねと声かけながら、その日を待っています。 さてさて、見た?見ました? 昨夜のNHK『鶴瓶の家族に乾杯』。 ボクシ…

住みたい町を育てるために

今年は当たり年。梅の実が鈴なりです。 梅干しの産地なら間引くところですが、どの子もみんな元気に育ってほしいから、見守っています。 さて、BS『こころ旅』。火野正平さんはいつまで自転車をこぎ続けるのだろうと、心中はらはらしながら観ています。 番組…

開放されたい願望

キンモクセイの枝の中で、伸びた新芽に隠れるように雀たちが騒いでいます。若葉に毛虫がついているのでしょうか。おしゃべりしたり、隣の木に飛び移ったり楽しそうです。 その木の下で仲間外れの私。 人は、鳥のように飛びたいという願望をもっています。 少…

息抜きしましょ~

昔はテレビは目に悪いから、成長盛りの子どもに長時間見せてはいけない。といわれましたが、今や、そんなことはどこ吹く風。 親たちが子守りをユーチューブにまかせきりなので、大丈夫かとはらはらしながら横目で見ています。 大きな声では言えませんが、そ…

千玄室さま百歳おめでとうございます

今朝の『らんまん』は「ヤブツバキ」で幕を閉じました。 今の季節、お茶席には宗旦椿が活けられるのでしょうか。 千宗旦が、花首が落ちた椿を床飾りにした逸話がある花です。お使いの小僧を叱らなかったのは、相手を思いやってのこと。 その心が生きる場所が…

口が滑ると

五分咲きのツツジが陽光を浴びて、満開までラストスパートの様相です。 オオバコが見事に伸びて、逞しささえ感じさせる朝でした。 さて、人は心が統一されているときばかりではなくて、喜怒哀楽入り混じっているのは、生きてる証拠です。 たとえば、Aさんを…

そばにいるよ

数日前、新聞の訃報欄で松長有慶さまが94歳でお亡くなりになったことを知りました。 高野山真言宗の元・管長で、総本山金剛峰寺第412世座主でいらっしゃいました。 ご冥福をお祈り申し上げます。 お名前を存じ上げていたのは、ご著書を一冊持っていたからで…

笑顔美人

散歩の途中で、大きなタケノコを抱えた父子を見かけました。 彼らの向かう先は、掘ったタケノコの集積場所です。三々五々、近くの竹藪から戻ってくる人たちはみんなタケノコ掘りの参加者です。今から、分けるみたい。そういえば、去年も見た光景です。 今年…

春の土用

ひさしぶりにきらきらの朝を迎えました。 大気は清々しく少しひんやりして、ゆるくなった身体にかつ!を入れてくれる気がします。 ところで、土用は一年に四回ありまして、立春、立夏、立秋、立冬の四立前の18日間をさします。 今日は5月6日(立夏)の18…

ダブルスタンダード

お庭に咲いた牡丹の大輪を頂戴しました。 壺に挿したら、花に疎い家人でさえ、その存在に気づいたほどです。この富貴な風情に並ぶものがないことに酔いしれています。 広庭の牡丹や天の一方に 蕪村 朝刊の加地伸行先生の『古典個展』には、思わず引き込まれ…

南大江小学校

雨に濡れて蕾が開いていきます。この分では、連休前に開花しそうな勢いです。 今年は季節の歩みが早いなぁ。 毎年のように繰り返される言葉は、自然のせい?年のせい? 朝刊の「日台をつなぐ絆」という記事の一行に目が止まりました。 それは、「台北師範学…

金色の道

朝刊を取りに出たら、電線にとまって鳴いている四十雀を見つけました。 写真に撮りたいけれど、どうしよう。カメラを取りに引き返したら、飛んでいってしまいそうで、なかなか決心がつきません。でも、長鳴きに意を決して、カメラを掴んで戻ってきたところ、…

2025年の夢

さくらが終わったあとに咲く、この白い清楚な花はなんですか? さくらんぼ? 街中にそんな木があるわけないし。 惚れ惚れして足を止めました。 辺りに目を凝らしてみると、枝の上が花盛りです。 アラカシ、クヌギ、クスノキ、ドウダンツツジ、カナメモチ。 …

「魂のありか」

芽吹いたばかりの銀杏の葉が、校内の中庭の一角で夕陽を浴びて、たてたばかりのお抹茶泡のように輝いて見えました。 昨日の続きです。 何年か前に大形先生を紹介されたとき、どんな研究をされているのかなと検索したところ、『魂のありか』というご本が出て…

マイ始業式!

イロハモミジが花盛りです。淡い緑色の若葉と同じくらい存在感のあるえんじ色の取り合わせ。自然が作り出す、思いもよらない配色にドキッとします。 昨日、思い切って散歩に出てみました。 数えたら、2ヶ月ぶりです。 歩けるかな?途中、一本杖の人にも、二…

ごめんね!りょうくん!

好天に誘われて、「風の杜」に行ってきました。 アベノハルカスに負けない展望が、体をよろこばせてくれているのが分かりました。 お籠もりして見損ねた今年の春。 盛りを迎えたミツバツツジの淡い紫色が美しいことでした。 来年には、また歩いて見に来れま…

ひらひら~

桜の木の下で、こんなベストショットが撮れました。 夢中でシャッターを押してるうちに、ファインダーの中から、どこかに消えていってしまいました。 青空の青色、シベの濃い紅色、若葉の若草色。 色のない季節から一転、色彩の溢れる美しい春がらんまんです…

袖すり合うも他生の縁

満月が西の空にぼんやり浮かんでいました。雨が上がったことがうれしい朝でした。 ぽっかり浮かんだ真っ白な雲が、北から南へ流れていきます。ちょっと肌寒さを覚えさせる晴天です。 近くのお家のモッコウバラが咲き出しました。5月が近づいたのですね。 仏…

うれしいお便り

雨が、昼間から屋根を叩いています。 「3月の風と4月の雨が、5月の花をもたらす」と言い伝えられてきました。 その通りに自然の循環が、違わずに繰り返されていることに安堵して、雨音を聞いています。 そんなところに、春を呼び込む、うれしいお葉書が舞い…

バイカオウレン

春の歩みがスピードアップして、さつきが五月を待たずに開きそうです。 それでも、お花見が済むまでは待つのですよという約束を守るお利口さんな自然です。 今朝の『百名山』は山梨県にある日本で二番目に高い「北岳」でした。 ”空中の散歩道”から四方に見え…

清明

カラスノエンドウが丈を伸ばして、わんこが埋まるほどになりました。 今日から二十四節気『清明』です。 「清浄明潔」。万物が清らかで明るく生き生きする季節の到来です。 こんなすがすがしい季節を好まない人などいないのではないでしょうか。 「清明」と…

二つの自然

「お日さまの子どもです♪」 幼稚園で教えてもらった「タンポポ」の歌です。歌詞どおりに、思いっきり手足を伸ばして咲いているタンポポの花。 眩しい朝の庭で、私も見て、と囁く声がします。 ノゲシの花です。こちらも朝の光を受けて元気に咲いていました。 …

カラスの巣

昨夕の花散らしの風で吹き飛んだ花びらが庭一面に広がっています。 ちょうど、カラスノエンドウが最盛期。その赤紫色と桜の淡いピンク色が濃淡の模様を織りなして、地面が華やいで見えます。 先日から、カラスがバタバタとうるさいなぁと気になっていました…

エイプリルフールの奇蹟

私が子どもたちを連れて行った三十年前は、竜馬像ははるかな高台で太平洋を見つめていました。 ところが、高知出身の植物学者である牧野富太郎をモデルにした『らんまん』の開始に合わせて、桂浜は美しく整備され、竜馬像まで階段で上れるようになったそうで…

“勘“

家人が出払い、愛犬と留守番してます。 犬は、調子が悪ければ食べずに過ごせます。人間には、これが真似できません。 飽食に慣れてしまって、動物が本来持っているの勘が大いに鈍ってしまって情けないことです。 元気がないから食べなくてもいいのに、元気を…