こころあそびの記

日常に小さな感動を

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

早苗

早苗の細い茎が大風に吹かれてしなりながら、来る日を待ってスタンバイ中でした。 側の田んぼには、水が張られていませんでしたから田植えは今週末ではなさそう。 「この田んぼに注がれるのは純粋に山の水だから穫れるお米は美味しいよ」と教えて下さったの…

栗の木

今朝のイチオシはドクダミ畑?でした。満開の十字花が深緑色の葉っぱの海に浮かんでいるように見えました。 紫陽花が色づき始めています。 娘は真っ青がお好み。私はこんな淡い色から始まる色の変化が楽しみです。 朝の散歩で、もみじの翼果が真っ赤に染まっ…

幸田文全集

どこかに行ったみたいな写真ですが、いつも行くアリーナで撮ったものです。この写真は、風景が刻々と変わることを教えてくれます。 夕刻の一瞬、池に雲が映るのですね。 写真家さんが何度も足を運ばれるのも、一日中シャッターチャンスを待たれるのも、すべ…

この世の責任

朝の牧落神社。いつも「久延彦命」(知恵の神様)さんのお社が最後になります。これから始まる田仕事の無事を祈ると共に、皆が知恵を出し合えますようにとお願いしてきました。 上空はさわやかな青空。しかし、飛行機雲の軌跡がどんどん太くなって崩れていく…

奈良行き(後半)拡散希望を添えて

仕事が終わって外に出たら青空が見えました。 それで気づいたんです。あれっ?朝方からのどんよりした体の感じがなくなっていると。 近頃は気象病なんて名前がマスコミに売り出されたものですから、若い人まで雨が降ったら不調を訴えるようになりました。カ…

奈良行き(前半)

今日は、法輪寺の講話会に行きました。 前にもご報告したように、「八十八面観音霊場の法話会」に当選したのです。指折り数えて、この日を待ちに待っていたのに、心が重いのか、身体が重いのか、さぁ行こう!とはならずに、ゆるゆると出かけて行きました。 …

梅雨空

庭の紫陽花が色づき、 泰山木が咲き出しました。 梅雨入り間近と知ってか知らずか。今年も季節の便りが正確に届いたことがうれしいことです。 ドクダミが一斉に咲いて、 梅の実もこんなに大きくなりました。 千里中央公園沿いの緑の道に小判草が見られます。…

雨の土曜日

梅田から乗った電車の窓が曇って、いやでも湿気の充満が感じられる車内でした。 こんな窓は学生時代を思い出させます。 毎日乗った阪急電車宝塚線。あの頃は一枚ドアで、そのガラスが割れそうなくらい超満員でした。そして、雨の日はそのムンムンした車内の…

「雪の下」

五月晴れ予報と聞くと体がウズウズしてきます。今日動かなくてはいつ動く。と。 海まで見渡せることを信じて、西江寺の展望台に上ってみました。 しかし、すでに梅雨入りしたことを告げるかのように、水平線は霞んではっきりと見えない状態。残念ではありま…

影絵美術館

今日は二十四節気の「小満」です。 万物がしだいに長じて天地に満ち始めるという意味です。 この時期には、麦の穂が生長して、山野の植物は花を散らして実を結びます。さらに、田植えの準備がなされ、蚕が桑を食べ始め、紅花の花が咲き、蛍が飛び始め、人間…

播磨の思い出

もう咲き出したかなと、水月公園に行ってみました。成長した葉っぱが深緑色になってはいましたが、花茎はまだ上がっていませんでした。 ただ、前回との違いは茎下の土に水が満々と入っていたことです。 お世話されているスタッフの方に訊いてみました。 「水…

「序の舞」

天気は上々、一つの無駄もなく完璧に過ごせたと満足できる一日でした。 予約しておいたスモーブローキッチンでモーニングをいただいて、図書館内の探索をしてからバラ園に向かいました。 中之島バラ園。ずいぶん手前からでも満開で迎えてくれていることが分…

ウミショウブ

小さいながらも柿のへたができています。今年もいっぱい実りますように。 金銀花の金と銀に混じって、桃色の蕾が見えます。三色花の晴れやかさ。 「キウイ♬〜キウイ♪〜」とテレビでも売り場でも流れるので、すっかり耳についてしまいました。 そのキウイの花…

泣きながら生まれてくる意味

恥ずかしながら、毎日曜日の昼下りはNHK『のど自慢』を楽しみに視聴しています。 今日の優勝者は島津亜矢さんの「人として花として」を歌われた地元のピアノ教師でした。 お仕事からして音感あって当たり前のところを押して出場された勇気に万歳。一月に亡く…

米不足

梅雨前線が西日本に居座り、ついに九州南部で梅雨に入ったと発表がありました。 湿度が高くなったので、きのうまで廊下を歩くときにサッサッと足裏が擦れる音がしたのに、今日はその音が聞こえなくなりました。注意深く生活すればいたるところに自然のサイン…

近場の遠出

JR東日本の新幹線料金60%引きの売り出しが始まりました。乗車可能期間は梅雨で乗客が減る6月です。 関西から東北地方へ行くには東京から、あるいは新潟からの乗り換えが必要ですから、どうしても2度乗りの長旅イメージが強くて踏ん切りがつきません。 それ…

希望があれば豊かなんだ

出ました!『あんぱん』に「いね!」が登場。 暢子が嵩に、「あんたなんか早よ帰り!」とばかりに、「シャンシャンイネ!」と浴びせたのです。 先月の花梨の会で「1月はいぬる2月は逃げる3月は去る」という言葉を話題にしたとき、「いね」を使う地方調査…

清涼剤

ローカルなお話で恐縮ですが、コーナン箕面店の屋上から見える椎の花は今が最高です。 ”八雲立つ雲の如く“にずっと東の茨木山系まで続いていることを発見。 「不識廬山真面目」という言葉がありますが、山の中に入っては見られない景色を堪能できる意外な場…

甘いもの好き

通勤の行き帰りに箕面山の椎の花がよく見えます。なぜ、この山にだけあるのでしょう。 箕面は現存する照葉樹林のほぼ北限で、その代表樹である椎の木がこんなに育っていることを誇りに思います。 「なんで、ここだけにあるんやろ?」 と孫に訊いたら、 「ど…

婆ばか

雨が今にも降り出しそうだった昨日の夕方、ないことに孫が散歩に行こうと言い出したので水月公園まで行ってみました。 斉芳園の入り口近くに一本ある枝垂れエンジュの葉の繁り具合が夏の花の楽しみを予感させたことです。 その近くには雲南萩がちらほら咲い…

花を追って

足を滑らせないように注意して下を見て歩いていたら、落ち葉の上に白い花びらが落ちてきます。しかもあとからあとから。 見上げた木の上に針槐(ハリエンジュ、ニセアカシア)の白い花がぶら下がっていました。 会いたかった花。あっという間に花期は終わっ…

旅のをはり

老いた足ですから、歩き回ると言ってもしれたもの。好みのコースは決まっているので、タイミングよく去年見た花に出会えたりすると、お前も元気だったんだね。私も。と、うれしくなって話しかけるのがささやかな楽しみです。 みかんの花の香りに誘われて小雨…

あこがれ

キューズモールの敷地に取り込まれて流れている千里川。景観作りに一役買わされているのを気の毒に思ったりしますが、ザリガニ取りをする親子連れが楽しそうにしていたりすると覗き込んでしまいます。 水辺でキショウブとオランダガラシが初夏を彩って咲き競…

テレビっ婆!

たびたびテレビの話題でごめんなさい。それだけ観てるってことで、これは老人の証明。お許し下さい。 今朝の『あんぱん』を観て、ブーと鼻水をかんでしまいました。 サブタイトル「苦しむのが愛なのか」が、どこで出てくるかと、手ぐすねひいて待っていたら…

立夏満喫

連休終了!といっても日常に戻るということは、お弁当作りが始まるということ。 任務を終了して、いざ出発。今日出かけなければ、いつ出かけるの、という美しい朝でした。 薄曇りながら、東に生駒山、南の大阪ビル群、西には大阪湾まで見渡せて最高でした。 …

雑記

真っ青な空に飛行機雲の軌跡が見えた昨日から一転。ゴールデンウィークの最終日は鎮めの雨になりました。 そんなことで、外出もままならず、昨日の続きでご辛抱くださいませ。 生垣の陰にひっそりと咲いていたシラー·カンパニュラータ(球根釣鐘草)の検索を…

立杭の里

夜露が、上る朝日に浄化されてきらきら光る美しい朝でした。誰も起きてこない静かな庭を独り占めして、清らかな光を満喫したことです。 今日は二十四節気の「立夏」です。 新緑を求めて立杭の里に行ってみることにしました。 いつも云うように、JR宝塚線の三…

来てうれしい帰ってうれしい

来てうれしい、帰ってうれしい一日が終わって、自分の体力がガタ落ちになっていることを実感してしまいました。 数日前から、どうしよう、何してやろう、と考えて準備してやった日が過去のものとなったのです。 でも、そこはうまくしたもので、察した子ども…

野尻抱影さんの新刊

一日に一輪というわけにはいかないのでしょうか。そう尋ねたくなる盛大な薔薇の一斉開花です。こうなったら、花に顔を近づけなくても側を通るだけで匂ってきます。 この咲き方は男勝りの私の薔薇だからかしら。と、勘ぐりたくなるほど威勢の良いバラたちです…

免許更新の日

警察署に行く道すがら、雨に濡れたエニシダの黄色に元気をもらいました。 さて、今日は運転免許証の更新日。忘れちゃならないと、昨夜から何度も予約コードを確認するほど緊張して行きましたのに、受け付けの男性に、「(今日はこのままお受けしますが)次回か…