こころあそびの記

日常に小さな感動を

2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧

親子愛

やさしい春雨が降る中、徒歩で野暮用を済ませに出かけました。 車だと、あっあれもこれも、とはまいりません。その点、歩きは小回りがきくから用事が一挙にはかどりました。 雨の日は雨音だけではなくて、晴れの日に聞こえないなにかに包まれている感じがし…

花の祭日

予防接種を打った愛犬はしばらく安静を申しつかり、仕方なしに私は一人で近くを散歩することにしました。 こないだまで広い農園だった土地が十数軒の宅地に区割りされて売り出されているのを見るにつけ、方丈記が繰り返されていることに感慨を覚えます。 こ…

好きなもの

バラが咲いたバラが咲いた真っ赤なバラが〜♪ 連休が来たら毎年必ず咲くバラの花。明日開くかしらという期待を裏切ることはありません。 突然ですが、私が思う偉人とは、何かを作り上げる人のことです。 人と関わることが苦手な自分には無縁だから憧れるので…

美しい日

通勤途中にある公園を通り抜けようとしたら、足下にマッチ棒?が落ちていました。いえいえそんなわけないです、頭が真っ赤ですものね。 きっとさくらんぼが落ちてきたんだろうと、キョロキョロしてたら、ゴミ拾いグッズを持ったおじさんが声をかけてこられま…

カット騒動

「髪の毛、どうにかしたら··」という言葉には、どうにかしてほしいという懇願が含まれていたのでしょうが、そんな娘の気持ちも理解できず、この何年も白髪のままうしろで結わえていました。 もう、と業を煮やした娘は孫を巻き込んで、今どきの“ジェミニー”?…

蓬髪カット

昨夕は、こちら側は重くて暗い緞帳が降りたまま、山の向こうに暮れて行きました。山際で燃えているオレンジの帯は、雨にたたられた二日間を過ごした身には感動でした。 明日は晴れる。それは人々に大きな希望を持たせます。 大形先生の講義に向いがてら、久…

クワの実

昨日は一日中、本降りが続いてどこもかしこもびしょ濡れになりました。 箕面川もこの通り。 「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思う」(崇徳院) ”瀬をはやみ“しか思い出せない無教養な自分が嫌になるのですが、詠み人の気持ちだけは若か…

なんとなくあっけらかんと

NHK10ドラマ『魯山人のかまど』が終わってしまいました。うかつなことに初回と最終回しか観られず、残念なこといたしました。 日活の青春映画が盛んだった頃、藤竜也さんはどちらかと言うと弟分として活躍されていたように記憶しています。 それがどうでしょ…

鬼の目にも涙

今日一番のびっくりぽんはこの子の発芽です。 神戸の東洋ナッツ食品のアーモンドフェスティバルに行ってきたからと、帰りにわざわざお立ち寄りくださって”焼き立てアーモンド“と”種“をお土産に頂いたのは三月でした。 新鮮なアーモンドがあんなに美味しいと…

晴れたね!

ドリカムの「晴れたらいいね」は、晴れたらあそこに行きたいね、という歌ですが、私の場合は「晴れた!さぁ行こう」と、せっかちなことです。 今日、明日は晴れで明後日は雨という予報。 みなさまなら今日と明日ならどっちを選びますか? 迷わず、雨上がりの…

穀雨

今日は二十四節季「穀雨」です。 中国の簡体字では「谷雨」と書くそうですが、音だけ残して省略が進むと、もとの意味がわからなくなりそうだから、私はやっぱり「穀雨」と書いて、穀物の植え付けに必要なこの時期の雨と分かるほうがいいかな··· さて、今朝は…

やわらかなもの

きのう、例によって小西さんから楽しいお話を伺うことができました。 あんた、その会は何のためにやってるの? との疑念をお持ちの方も少なからずということは理解できます。 しかし、この歳まで生きながらえるには、一人一人、違った物語を乗り越えてのこと…

学びの多い一日でした

五月の花である牡丹がもう最盛期を迎えているお宅がありました。 中国から渡ってきた、みごとな花弁を持つこの花は、正しく花王であります。 それでも、日本人は桜の方が好きです。そのわけは、華麗さよりも儚い夢物語を愛する国民性を表しているのでしょう…

近づく海

「 甍の波と雲の波 重なる波の中空を 橘かおる朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり」 真っ青な空に高く掲げられた鯉のぼりが、春風をはらんで泳いでいます。 マンションと新建材の屋根が増えた町中では、 “甍の波“といっても、ピンと来なくなってしまいましたが、それ…

雨上がりの朝

雨上がりの仲春の朝。家じゅうの窓を全開して、晴れ晴れとした気持ちになりました。 はがきを投函しついでに、朝の散歩をしました。 あるお宅の垣根の下に釣鐘草が満開だったり、 毎年楽しみにしているお家のナニワイバラが見頃だったりと、五月が近づいたこ…

杉岡華邨書道美術館

万葉植物園では、”御衣黄(ぎょいこう)“が満開のときを迎えていました。一見、どこに?と近寄ってしまう緑のお花です。「御衣黄はこちら」という立て札がないと見過ごしてしまいそうです。 興福寺でお線香を求めたあと、奈良に来るたびに行きそびれていた「…

万葉植物園

白山吹(シロヤマブキ)が楚々と咲くお玄関。住人の方の美意識の高さがしのばれます。 さて、近頃、頑なに閉じたままだった心の窓を、時間の経過が功を奏したのか、やっとのことで開放できそうな気がしています。 心と体は連動しているわけですが、突然に両…

季節はすすみ

なにか予定があると、その日までに疲れてしまうタイプと、終わってやれやれと疲れが出るタイプがあると思うのですが、私は前者でして、先週はものを考えようにも考えられないという浮ついた一週間でした。 ははぁ~ん。これはいつものことと驚きはしませんで…

法要

今日の法要は家ではなく、娘の同級生のお寺にお願いして、清々しい本堂で催行していただきました。 というのは、もともと天満別院さんにお越し頂いていたのですが、諸般の事情が重なり、お近くでお願いされてはどうですか?と、紹介されたのが、たまたま、娘…

休息日

”雨あがる“っていいですよね。黒澤監督が使いたくなる気持ちがよく分かります。 とくに、昨日みたいなドシャ降りを体感した後の青空は最高。そこらじゅうに、お日さまの光が満ちあふれて、花も草木も喜んでいるように見えます。 そこで、この軽快な気分を孫…

雨がふるふる

雨の金曜日。 盆踊り、サボりたいなぁ~とつい甘くなる自分にムチを入れて歩き始めると、傘に当たる雨音が心地よいこと。こればっかりは歩いてみないと分かりません。新小学一年生が慣れない傘をさして楽しそうに通学している気持ちの一端に触れることができ…

十七回忌

昨日は、母の祥月命日でした。 四月八日を臨終の日にできた母は、子どもの私がいうのも憚られますが、やっぱり相当な魂の持ち主だったのだろうと思わずにおれません。 この世に心許せる人がなく、といって誰よりそれを探し求めてのた打ち回った母を、側で見…

鮎河行き

昨日は強風が吹き荒れたあと、震え上がるほど寒くなりました。 それでも夕方の散歩で見た美しい雲にうっとり。きっと、上空では雪が結晶しているんだろうなぁと思える模様を飽きることなく見上げたことでした。 打って変わって、今朝は曙色の夜明けを迎えま…

旧暦2月20日

やったぁ!今朝、ようやくのことで『新·平家物語』(吉川英治著)を読了しました。 まだ、読み終わってなかったん?のお声が聞こえてきそうでお恥ずかしい。最終章には、知った地名の数々が記されていましたので、もう訪れることはないとしても、これらの場…

静心

ひさかたの光のどけき春の日に しず心なく花の散るらむ 紀友則 後の世の誰もが合点する情景が読める歌人のセンスに敬服します。 風に吹かれるわけでもなく、はらはらと静かに舞い散る花びらが交差点の真ん中で渦を巻いていました。 赤い葉桜の赤ちゃんが芽吹…

清く明るく

今日は字面も美しい二十四節気「清明」です。 古人の名付けは季節の特徴をよく表しているとはいえ、この清明ほど、清々しい思いを持つ言葉はないように思っています。 昨日、花散らしの雨だとか騒いだわりには、路上に落ちた花びらは綺麗な模様を象るにとど…

桜雨

昨日とは打って変わっての本降りとなりました。 自然の大きな循環と、その季節ごとの計らいは神業としか思えないものがあります。 春は発散と上昇の季節ですから、うまくコントロールできないと気が乱されてしまいます。ですから、絶妙なタイミングで鎮静の…

春爛漫

私はJR宝塚線が好きで時々お散歩がてらに乗るのですが、去年の秋、新三田駅に降り立ち、コメダコーヒーで一服したことがありました。 帰りに駅の反対側に行ってみて驚きました。武庫川沿いに桜並木が続いていたからです。なんと、整備された川沿いの道は隣の…

卯月十五夜

花を追いかけることに忙しい毎日です。 なにも一斉に咲かなくてもいいのにと思う一方で、もし一年中だらだらと順番に咲くとしたら、それも興醒めかもしれないと思ったり。 怒涛の春だから、心も弾けるのかもしれません。 興膳宏さんの『漢語日暦』に、日本に…

万愚節(エイプリルフール)

四月一日。新年度の始まりはあいにくの雨、花冷えのスタートになりました。 我が家の孫も今日は大学の入学式です。 二人を見送りながら、親でもないのに、この日に辿り着けた安堵感と、巣立ってしまうさびしさを感じました。 会話しながら孫と一緒に歩く母親…