こころあそびの記

日常に小さな感動を

私流・中国ドラマの見方

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 去年、「月に咲く花の如く」が面白いと教えてもらってからというもの、ずっと中国ドラマにはまっています。あれから何本見たことでしょう。1本75話なんてざらにあるので、何時間を費やしたことかお恥ずかしくなります。
豪華な衣装、家具調度品、庭園のつくり、中国茶の飲み方などどれも興味をそそられます。なかでも漢字の扁額が日常生活の中にうるさくないのかなと思うほどに飾られているのに、普通に溶け込んでいるところはさすがに漢字発祥のお国です。
 府立大学名誉教授・大形先生とご縁がなかった数年前には考えられなかったことです。中国の歴史を少しだけ掠らせていただいたからこその面白さなのかもしれません。
 その昔、私たちが多感だったころ、西洋から入ってくる情報の全てが珍しくて、ファッション、洋食、家のしつらえを真似、そして洋画を見て憧れを持ったものです。西洋的なものが先端を走っていた時代でした。
 ところが今、世界は行き詰まりの様相を呈して、何か新しいもの、イノベーションに繋がる何かを求めています。
 その中に東洋の温かさが浮かび上がってきているように感じます。それは西洋文化にないものです。
 中国は何千年の流れの中に幾多の国の興亡がありましたから、その一つ一つの時代にドラマがごまんと転がっています。ドラマを見ながら歴史の勉強ができるという、この年になっての楽しみです。
 豪華な画面に日頃体験できない非日常の世界を見て、時空を越えた旅人気分を味わっています。
 次に見ようとリスト入りするドラマは俳優さんの美しさで決めていることは言うまでもありません。素敵!