こころあそびの記

日常に小さな感動を

春雨の音

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 先日、近畿地方では三年ぶりとなる“春一番”が3月2日に吹いたと報道がありました。その年の春一番に吹く南風のことと思っていましたが、そうではないことを初めて知りました。
 条件があるそうです。
 ①立春から春分まての期間
 ②低気圧が日本海にある
 ③南寄りの風が秒速8m以上の風
 ④最高気温が平年値(または前年値)より高い
 こんなにあったのですね。
 これも、気象予報士さんが教えてくださったからこその知識です。
 ラジオやテレビで活躍されている予報士さんにも個性があります。古くは”倉嶋厚さん“。彼は気象と文学を結びつけてくださった功績で今でもレジェンドです。
 この頃、通勤途中に聴くラジオの気象予報士さんもがんばっておられます。その日その日の話題を星であったり行事であったり、今日はイカナゴ解禁のお話をされていました。このような報道ニュースではない、誰もが思いを共有できる話をしてくださるのはありがたいことです。
 昔、深夜ラジオを聞きながら勉強という名の夜明かしをしていた頃、気象情報が流れていました。「大東島 北東の風 風力5 気温○度 ○○mb」でしたでしょうか。あの単調な読み上げが好きでした。
 もうなくなったのかと思っていたら、最近、昼間のラジオで世界の気温が放送されていて、懐かしく思い出しました。
 話を戻して、春一番の後は寒くなって、荒れ模様になる事が多く、海が時化て漁師さんを悩ますそうです。
 そういえば、今日は足元が冷えて、店のトイレの使用率が上がっています。
 このあと、花冷えから梅雨寒まで不順な気候が続きます。梅雨明けまでは気を抜かずに過ごしましょう。