出会いのシーズンです。
昨日、新入のcoworkerの熱心な子育ての話を聞きながら、親と子の出会いほど神秘的なものはないとあらためて思った次第です。
よく、子は親を選べないと言ったりして、拗ねる材料にしたりしますが、本当のところは子供は親を選んで生まれてくるというのが真実ではないかと思います。
これは、死後と同じで誰も見たことのない世界の話ですから、いい加減なことと一笑に付されて当然ということを前提として・・・
「お母さんに会いたくて生まれてきたんだよ」
という詩を書いた田中大輔君だけでなく、たくさんの幼子がそう言っていると聞くので、あながち嘘っぽいとも言い切れないのです。
新入君は資格マニアです。トラックからカウンセラーまで興味の範囲に驚かされます。そして、子供に「ほらみてごらん、お父さんはあのバスの運転ができるんだよ」というと子供の目が輝くそうです。
何事も、知っているというのと分かるというのは違うわけで、知識の学びを実際に体験させて身につけさせることを実践できる凄い親だなと感心しました。
でも、この子育ての方法はどこかで聞いたことがあると思いました。
尊敬するTさんの方法と共通していると思いました。
彼女はその子育てを完遂して、息子さんに「僕が今あるのは母のおかげです」といわれている、まさに母の鏡です。
しかし、この二組の親子のチームワークはこの親と子であったから成し遂げられる、遂げられたものだと思っています。
子育てに上手い下手はないし、そもそも出会いたかった理由もそれぞれです。
だから自分流でいいのです。
ただ、一つこの親子に共通するものがあります。
「抱きしめてあげること」
彼女は「お母さんのことが大好きと言わせる母」でありますし、新入君は「息子は僕に抱きしめられるのが大好きみたいです」。
子供はどんな子も親を選んで生まれてきたので、どんなに酷い仕打ちを受けてもお父さんお母さんが大好きです。
どうか、すべての子供がその子供が望んだ出会いの中で幸せに成長しますようにと、いつも願っています。