こころあそびの記

日常に小さな感動を

寝たら治るはホント!

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 夜遅くまで起きて、睡眠時間を削る人が多くなりました。これは、今が平和で必ず安心して眠れる環境があるからできる贅沢かもしれません。
 でも、そんなことで大丈夫なのでしょうか?人は食べなくても生きていけるが、寝ないと生きてはいけないといわれます。
 なぜでしょう。睡眠とは身体にどのような役割を果たすものなのでしょう。昨今のストレスに負けないためにも、睡眠がどんなに大切かを知っていただけたらと思います。

 またまた、ラジオ情報で恐縮ですが、先日、IKKOさんがご自分の体験を話されていました。

 四十代には荒手のダイエットに励み、睡眠時間もまともに取らずに生活していたら、脱毛が始まったそうです。それで、ようやくこんなことしていては大変なことになると気づいて、睡眠時間を確保することを一番大切にしたら、徐々に体調が回復したとのお話でした。

 短いコメントの中に睡眠の大切さの要点がまとめられていたように思います。
 睡眠は食べることより大切です。
 当人はただ眠っているだけとお気楽な時間かもしれませんが、その間も身体は仕事を休んでいないことをご存知でしょうか。
 西洋医学的説明なら、副交感神経が優位になる時間帯ということになります。どんなことしてくれるの?
 各細胞のお掃除から始まります。せっせと老廃物を排出して、清々しく目覚められるように準備します。腸を動かして明朝の大便の用意をし、各所から集めた老廃物を腎臓で漉して尿を作ります。
 それから、今日読み間違えた遺伝子情報の修正です。1日に誰の身体も数千個の読み間違いが発生するといわれます。それを正しく書き換えることが、明日も元気に過ごせる鍵です。
 その仕事を円滑に進めるには、就寝近い時間帯に食べないことが必要です。消化にエネルギーが使われると、その他の大切なお仕事にまで手が回らなくなるからです。
 更に、ホルモン分泌も寝ている間に行われます。「寝る子は育つ」。寝るから育つようにできています。
 どうか、日付が変わるまでに就寝してください。できることなら22時には床に入りましょう。そうすることで、ホルモン分泌も身体のお掃除もスムーズに運び、お肌の調子までよくなるはずです。

 最後に、こんな時期だから自己免疫を維持いたしましょう。そのために自分にできることは、しっかり睡眠する事です。早寝早起きして、上る朝陽に手を合わせる余裕が出てきたら、健康上級者の仲間入りです。