こころあそびの記

日常に小さな感動を

“ラブ”に癒されて

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 コロナ禍でペットを飼い始める人が増えていると聞きます。
 その理由は一つです。
 癒されるから。
 お話ができないのに、どこに癒やす力があるの?と訊ねられたら、以心伝心と応えましょう。
 私も、現在は人生8匹目のご縁で黒パグと暮らしています。名前は「ラブ」といいます。
 今朝も、滝道を一緒に歩いてきました。彼は暑さに弱いので、しばらく連れ歩けなかったのですが、ようやく季節も落ち着いてきたので、楽しい散歩を再開しました。
 歴代のどの犬にくらべても、散歩にストレスを感じさせない犬です。
 まず、小型ですから、力が弱いこと。他の犬に喧嘩をふっかけない。遠慮がちに主人の後ろをついてくる。など、教えもしないのによくできた犬です。
 家では、アホな仕草で笑わせてくれて、家族の結束を高めてくれてたり、近頃では受験生である孫に抱かれて、受験ストレス解消に一役かってくれいることを微笑ましく見ています。

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 犬派?猫派?と人間のタイプを分けるときに使われることがあります。
 犬は狼が先祖です。狼が群で生活するには連携プレーが必要でした。だから犬を飼う人はわりとお人好しが多く、一方、猫は誇り高いという特性を持っているから、飼い主さんもその傾向になっていくと言われます。
 当たらずとも遠からず。ペットは飼い主に似るとも言いますものね。

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 昨晩の「NHK スイッチインタビュー」は佐久間良子さんが出演されていました。
 彼女も犬好きで、犬との対話を楽しむ由。お話しされていました。
 対談のお相手は東京大学総合研究博物館教授・遠藤秀紀さんでした。遺体科学者なんて聞いたこともありません。知らないことのなんと多いことでしょう。世界の広いことに驚きます。
 最後に人間の進化について語られました。
 「人間は脳みそが大きくなりすぎた。これじゃ、人類が次の段階に進化する前に住んでいる地球の方が先に壊れてしまう。しかし、頭は使い方次第です。人の未来を繋いでいくものは、心、魂、芸術などです。」
 心を失わなければ、孫たちにこの地球をバトンタッチできるというお言葉に安堵しました。
 それもこれも、眠い目をこすりながら、おん年82齢という佐久間良子さんの美しさに見惚れたおかげです。