こころあそびの記

日常に小さな感動を

“スタンプラリー”完遂!

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 この飽き性の私が”池田“という土地に誘われて、スタンプラリーを完遂しました!
 ないことです。なんて、自慢気にごめんなさい。
 全部で12箇所。そのうち先日は3箇所巡りました。あと、9箇所です。今日、明日で回ればいいわと、仕事帰りに高台の方から攻めることにしました。

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 池田・豊中箕面阪急宝塚線の中ほどにある古くからの住宅街です。
 再来年の箕面東部に開通する地下鉄の利便性がどれくらい古い町々を脅かすことかと案じられるところではあります。が、出来上がった町の魅力も大いにアピールしようという企画の一環でこのスタンプラリーが行われたように思います。
 
 豊中が成熟した町のイメージなら、池田は少年。まだまだ伸びしろを持つ町というのが個人的な感想です。
 石橋以北には縁がなかったのに、なぜか池田に勤めること十年。歩きながら懐かしさばかりが次から次へと浮かび上がりました。

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 この体育館で泳いだり、人並みにエアロビクスをしたこと。山麓線でこのあたりまで散歩に来たとき、東畑の交差点から伊丹に降りる飛行機の列が空中に止まっているように見えて不思議でたまらなかったこと。などなど。
 ゆっくり高台から下りてくると駅前の賑やかさにたどり着きました。殆ど変わっていない職場近くの市街地の様子を見るにつけ、十年をタイムスリップしたような感覚に包まれました。
 いつも使っていたマンションの駐車場。誰かの車が停まっています。
 あの頃まっさらの建物がすっかりくたびれてしまっていると悲しいし、反対に、狭くて暗かったお店が明るく建て直されていたりすると、頑張ったねとお声かけしたくなります。
 いつか、自分の人生を振り返る日が来たら、こんな風に一つ一つを夢見心地で確認して回るのでしょうか。
 まだまだ先だよねと、我に返ったことでした。

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 箕面スタンプラリーをするとしたら、と考えてみました。
 外せないのは箕面大滝、旧西国街道にある萱野三平宅、弁慶の古戦場。
 だめですね。とても一日では回れません。
 西部、北部、東部と区切ってどなたかお考えいただけませんか。
 なぜなら、スタンプラリーは子供だけでなく、大人も十分楽しめるイベントであることが分かったからです。家族連れも老人も、参加賞のチキンラーメンを目当てに、せっせと歩いた一日。十分に秋を堪能できました。