こころあそびの記

日常に小さな感動を

秋の終わりの日曜日

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 秋は白。長けてしまったすすきの穂が風に靡いていました。秋が終わるのですね。
 あちらこちらと晩秋を見て歩きました。

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 冬鳥の鴨たちが長旅を終えて、この箕面にも飛来してくれました。お疲れさまでした。冬の散歩の楽しみが増えました。

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 ドンクリコロコロ。まだまだ、落ちてきます。カメラを向けている間にも、頭上の枝からポトン!ポトン!と。この音が好きです。詩人になれないわけです。上手いオノマトペが思いつきません。でも、これこそ最上の自然の音だと思っています。

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 春に心ゆくまで楽しませてくれた野いばらがローズヒップを豊かに実らせていました。
 ローズは女性をより魅惑的にしてくれる効能があります。薔薇の香りをお茶にして飲めばアロマテラピー作用で、究極の女性ホルモン活性力を持っていますし、漢方でもマイカイカとして服用します。気血の流れを改善する作用があります。
 バラの実、ローズヒップのお茶が好まれているそうです。美肌効果というキャッチーな効能は女性をそそります。
 人間の求めるものは、必ず自然の供給が応えてくれると知るとき、その仕組みの巧みさと豊さに驚くことばかりです。

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 白菜、大根が田んぼを取り巻く僅かな幅の土に植えられていて、それらが見事に育っているところを見つけました。
 町の子の私には信じられないことでした。
 土地を大切にする農家の方の気持ちが、これらを育てているのですね。
 
 歩いていると、幼い兄弟が、両肩に一本ずつ葉つき大根を担いでお父さんの車まで運んでいる姿に遭遇しました。こんな風に育てたいなと思いました。

 “この子等の担ぐ幸せ冬大根”

 いい子に育て!