こころあそびの記

日常に小さな感動を

三社巡り

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 きらきらした朝になりました。
 前夜にお訪ねの約束をした日本画の先生に会いに行きました。
 朝のキラキラに負けないほどに輝く先生とお話していたら、なんだか体がウズウズしてきました。
 いつもなんです。お声なのでしょうか。それともお心遣い?エネルギーを分けてくださる方です。

 せっかくの好天ですから散歩しました。
 始めにお参りしたのは瀬川神社です。
 鳥居をくぐったところの桜はちらほら咲き始め、天神社の紅梅は満開でした。
 瀬川というくらいですから、ここらあたりは池だったようで、近くには、弁慶が薙刀を洗ったという伝承も残っています。境内にはいわれのある井戸があって、ご存知の方は井戸跡の石の上にお賽銭を置いていかれます。
 雨の日には龍が出てきそうですが、今日は境内で一番気持ちのいい場所でした。

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 山側からぐるっと回って下りてきたところにある阿比太神社が二番目です。
 この神社は孫たちが大変お世話になりました。
 コロナが始まる前の年まで、秋祭りを盛大にしてくださっていました。孫たちも太鼓を叩かせてもらったり、父親に肩車されて宮入りしたことは、忘れられない宝物になっていることでしょう。
 私も中学生だったころ、神社の裏の公園で遊んでかえったことを覚えています。その頃には、鳥が鳴こうが気にも止めなかったのに、今日、境内の木々で鳴き交わす四十雀の声を耳に留めたくて聞き入ってしまいました。
 
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 椿がこんなに咲いていました。
 人間なら、ばててしまうほどの数の花。鳥たちのためですか?きっと、意味があるのですね。

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 最後に豊中まで足を延ばして、春日神社です。
 桜にはまだ早くて、この分だと来週まで持ちそうです。
 お天気が良いのと南中時間だったことで、お薬師さまのお顔が綺麗に拝めたことが幸せなことでした。
 ここの薬師堂は神仏混淆
 薬師如来真言「センダリマトウギソワカ」を唱えた後で、「心安けく体健やかに」と少名彦命の神様に祝詞を捧げます。
 気持ちよくエネルギーがチャージできました。