こころあそびの記

日常に小さな感動を

5月の散歩道

 みんなが寝静まっているときにカメラを提げて家を出るのが写真家。
 私は彼らが撮り終わった頃に出かけます。
 なぜって、お弁当作りがあるからです。
 でもね、その時間でも十分に楽しめるんです。散歩はいのちのチャージに絶大な効果が期待できます。

 今日の収穫をご披露いたしましょう。

 連休には、牡丹、芍薬が咲きます。
 昔、大根島の方が売りに来られて植えたことがあります。バーベキューをする傍らにいつも咲いていた牡丹。いつの間にか見かけなくなりました。
 

 源平小菊。かわいい小花ながら、色を白から赤に変えるエネルギーを持っていることに驚かされます。純白では、太陽の光に耐えられないからでしょうか。

 なんと目に沁みる紫色でしょう。アイリスはギリシャ神話のイリスに由来するとか。イリスは虹の橋を渡ってメッセージを届けるそうです。

 卵は売り切れ。今日も響き渡る声で元気にコケコッコーと鳴いていました。

 朝食はとおに済ましまして、休憩中。
 植物だけでなく、あなたに会えることを楽しみにやってきたの。癒してくれてありがとう。


 近頃、庭に椋鳥が数羽やってきて、なにやら啄んでいます。どうやら、ミミズが土から出たところを狙っているようです。春夏限定の光景です。


 南南東の方角に金剛山が見えます。今年は登ってみたい山です。

 こんなところにスイカズラ(忍冬)を見つけました。
 

 クスノキが花盛り。ごめんなさい!と、葉っぱを一枚摘まんだら、なんと爽やかな香りでしょう。幹から葉、花にいたるまで全身をこの香りで守っている。敵の侵入を決して許さない自衛力です。

 素人の私が、鳴き声で分かる鳥の数は知れています。
 あっ、鳴いてる。と思った時に自分なりに聞こえたようにカタカナに直すといいそうです。
 今日は、「ピーチクピーチク♪」というふうに聞こえたので、早速、Google検索してみたら、「ヒバリ」と出てきました。
 というわけで、ヒバリと出会えたこと。ウグイスの谷渡り「ヒュルルルルル」が聞こえたこと。
 朝の散歩は楽しいことづくめです。