悔やまれるのは、この春はみかんの花の匂いを嗅げなかったことがあります。
春夏秋冬。四季の歩みは思いの外早くて、出会いを逸することも度々です。
昨日、歩いていたら、もうこんなに(写真)可愛らしい赤ちゃんみかんが育っていました。
地面には赤い野いちごがあって、緑色とのコントラストが美しいことです。
自然の織りなす配色の妙に感心します。
突然ですが、昨日の我が家の大騒動をご報告したいと思います。
外出中に娘から、愛犬がマダニに食いつかれているとメールがありました。
ニュースでは知っていましたが、それほど騒ぐことでもないと、その段階では、読み捨てていました。
娘の方は、ネット検索で、「塩の浸透圧を利用する方法」を見つけたようで、早速、湿らせた脱脂綿と塩でマダニを患部から外すことに成功したようです。
帰宅後に、愛犬からもぎ取った恐ろしげなマダニを見せてもらって、初めて事の重大さを知りました。
マダニに食らいつかれたら、一週間は取れないほどの食いつき方をするとは恐ろしいことです。
満足するまで血を吸う間に、細菌感染を起こさせるとも。
そういえば、2、3日前から元気がなくて食欲もイマイチでした。また、どこかで何か悪い拾い食いしたのかと心配はしていたのです。
どこで、マダニに食いつかれたのかは不明です。
でも、一番可能性のあるのは箕面の山です。そこからついてきたならショック過ぎます。
それが、自然との共生、生物の多様性というキーワードに結びつくわけですから、なんとも、何も責められません。
彼らも生き延びるために必死です。
草にくっついて、動物が通るのを待ち構えて、来た!と思えば早業で獲物に取り付くそうです。
皆様もお気をつけ下さい。
手で無理やり剥がそうとしても、外れません。どうぞ、お塩を使う方法をお試し下さい。
それより何より、マダニに食いつかれそうな場所に行くときは、完全防備でお出かけくださいまし。