観ました!『プリズム』。
出ました!「プラントハンター」。
植木屋さんとか、造園業という範疇をぶち破って、世界中から珍しい樹木を集めてくる仕事を一躍有名にしたのは西畠 清順さんではないでしょうか。
今では、SDGsや環境問題全般に関わって大活躍されています。私たちは植物の役割がいかに大きなものであるかを、彼を通して知るところとなりました。
「ガーデンプランナー」という名称のお仕事も出てきました。
小さな庭でも放っておくと大変です。ましてや広大な敷地をすっきりさせておく手間といったらきりがないことでしょう。
写真は、先日、万博日本庭園で見た光景です。
真夏の真昼にもかかわらず、たくさんのダンボールを車から下ろして、苗を植え込む作業をしてくださる彼らのお陰で、来園者が恩恵に与れます。ありがたいことです。
さて、昨夜のキーワードは「結婚するふりをする」でした。
そんなこと考えたこともない団塊世代には衝撃の台詞でした。
主人公の皐月は生育環境から、結婚に夢を感じられない女性です。だから、誰ともつき合わなくても構わないと考えてきた、思い切りのよい人です。
陸と出会って、凝り固まっていたそんな考えが、少し緩んで「息の吸える範囲が広がる」感覚を手に入れます。
脚本を書かれている浅野妙子さんが簡単に、心の歪みを矯正させる妙薬をお持ちであってほしくないと、今後の紆余曲折を楽しみにしています。
そして、ドラマの深刻な人間関係に翻弄されそうになった視聴者を、やさしく癒やす曲が流れ出すと、今日はここまで。
ここポイントです。
この曲でないと、このドラマはこんなに切ない出来上がりにならなかったことでしょう。
『ヤバいね愛てえ奴は』(桑田佳祐作詞作曲)。
桑田佳祐さんが、どれほど原由子さんを尊敬され続けてきたかが分かる曲です。
結婚当初、原さんの才能に惚れたとおっしゃってたこと、本当だったんだと思いました。
いつものアメリカン桑田節ではなく、多分、奥さんが鼻歌で口ずさまれていたフレーズを元に作曲されたのではないかと想像します。
子守歌です。
ドラマを邪魔しない静かなメロディーと原由子さんのお声。そこに、桑田佳祐さんの妻に対する愛を感じます。
皐月の「結婚が永遠の愛を保証するものではない」という台詞をひっくり返す事実がここにありました。
連れ合いに敬意を持てる夫婦がおられることに感動しています。