こころあそびの記

日常に小さな感動を

好奇心発動の日

 

 また、歩けば棒に当たってしまいました。

 うれしくて、しあわせで、今日のブログはこれで決まり!と思いました。

 

 

 お天気もいいから、ちょっとそこまでと手ぶら、普段着のまま散歩に出かけました。

 ふらふら、母校の一中の南側の武道館の横から細い道を入って行くと八幡さんに出ました。

 

 

 見えている校舎は当時はありませんでしたが、この池の存在は知っていました。

 でも、その横にこんなに由緒ある八幡さんがあったなんて。

 知らなかった。

 知らないことを知るということは、大げさに言えば生きるエネルギーに転換できるといえるように感じます。

 

 

 今日はまさに、そんなことを思う日でした。

 

 八幡さんにお参りしてから、もう少し歩こうと思って、箕面駅から西江寺の急坂を上がりました。

 ここも、もみじの名所ですが、滝道を上がってしまうと見逃すポイントです。

 

 境内につながる道で紅葉に向けてカメラを構えておられる方がありました。

 細い道です。お声かけしないで無理やり通るのも気が引けて、思い切って、「きれいですね」と声をかけてみました。

 「ウチワカエデです」

 「あれ。ほんとだ。ウチワカエデは山にしかないと思っていたら、こんなところにあったんですね」

 「ここにだけあるんですよ」

と、見せてもらった写真の色合いが優しくて、この方のお心が透けて見えるようでした。

 

 

 心許せる方だと分かったら、あとはオバタリアン丸出しで攻めます。

 「ここに来る途中、こんな鳥を見たのですが・・」と、動画を見せたら

 「カワガラスですね。このあたりにはいっぱいいますよ」。

 すごい!私が知りたいことに即答してくださることに感激。

 彼のブログに掲載しているという写真を見せてもらいましたら、どれもこれも私好みの美しさです。

 

「どんなカメラで撮っておられるのですか?」

と、教えてもらったり、作品を見せてもらったり、と、やりたい放題です。

 おかげで、カメラのこと。ウチワカエデや小鳥のこと。撮影スポットなど、いろいろ教えていただきました。

 

 

 お別れして、展望台に上がる道を歩きながら、なんていい日なんだろうという興奮が押さえられませんでした。

 

 なんでも、ちょっと入り口を知ることから始まります。そこからは、興味のあるなしです。

 しかしながら、その先に進むためには、入り口を入ってみないと始まりません。

 知らないことを知るという楽しみのドアを、また一つ、開いてもらいました。

 

 

 彼おすすめの千里中央公園に行ってみようかな。その前に、カメラ屋さんかな。お財布にも相談してと・・