こころあそびの記

日常に小さな感動を

いっちょかみ

 

 満月が上る美しい宵でした。

 孫を塾に送る車の中で、「すごい輝きと思わん?あれ、太陽の光やよ」と、話しかけてみましたが、無反応。  

後部座席を振り返ると、ミニテストの準備に夢中の孫でした。

 いずれ、これがどんなにすごいことか、わかる日が来るのでしょう。今の私のように。その日まで、元気でいてほしいと、空に願ったことです。

 

 

 

 さて、今日はかねてより、気になっていたことを蔵出しします。だから、読まないで~

 

 

 最近、野党議員の方が総務省の行政文書を持ち出して、やたら騒いでおられる由。

 それを見て思い出したことがあります。

 ”この文書は「放送法の政治的中立」に対する官邸側の圧力を示すものだ“と、その議員は鬼の首でも取ったかのようにお喜びです。

 この一連の騒ぎから、過去に許せない!と思った記憶が呼び覚まされてしまいました。

 安部総理が何度目かの政権を任された日のことでした。

 NHKの夜のニュース番組に生出演された時のこと。普通、就任に際しての抱負などをお伺いするのではないでしょうか。

 それが、当時、売り出し中のうら若き女性アナウンサーが、汚いものでも見るような目つきで、おそろしいもの言いで迫ったのです。しかも、終始一貫です。

 もちろん、彼女の表情の中で一番ブスに見える顔でした。

 国を代表する総理大臣への敬意や祝意の欠片もなかったのです。

 その後、その功績により、彼女が思惑通りに出世されているのは、あれがNHK幹部の指示であったと、視聴者が思っても不思議はないと思います。

 つまり、マスコミは傾いていることを示した事件です。

 

 

 だから、素人ながら、「放送法の政治的中立」は、なさねばなりません。

 幸い、この国の人々は温厚で許容する範囲も広いから、表面的には波風がたちません。

 だから、議員もマスメディアも、国民に甘えているのです。

 大衆受けしようと、「寄り添う」という言葉を安売りする人を信用するわけにはまいりません。

 

 

 ついでに、もう一つ。

 小耳に挟んだ情報によりますと、豊中市で問題が起きているようです。

 このことに関しては、ニュースなどで詳細をお読みいただくとして。

 私も、実は、関わっていたひとりとして気持ちいいニュースではないのです。

 なんか、ヘンだなぁと思ったのは昨年のことです。

 私たちは、豊中市の市民活動の一組織として認定を受けて、漢方講座をこの十年継続してきました。

 コラボ講座として、講演もさせていただきました。

 それが、どうしたことか、昨年、場所の提供が打ち切られたこと、それに加え、いつの間にか、千里コラボの看板も取り払われてしまっていたのです。

 どこか、きな臭い。

 

 これら、気になった2つの問題。

 「放送の中立」と「コラボ」。

 これから、明らかにされるのか、あるいは、闇に葬られるのか。

 お婆さんには理解不能の事柄です。

 

 ただ、それでも、この国の形が保たれているのは、今日も仕事に精を出す勤勉な国民のおかげです。

 それだけは、忘れない。

 天の太陽と同じくらいに、懸命に生きる人々に感謝です。