こころあそびの記

日常に小さな感動を

朝夕の散歩から

 

 待兼山にはいくつ池があるんでしょう。今朝も、小さな池を発見!こんな場所で学べる学生さんはいいなぁ。そんなことは若い当人たちには分からないものでしょうけど。

 選ばれし人たちの羨ましい学園です。

 

 

 まだヤマボウシが満開です。

 

 

 真夏の記憶の中にある夾竹桃が咲き始めました。暑さに負けずに戦後の町に咲いていた。ちょっぴりツンとする花です。

 

 

 垣根に花が咲いていました。フェイジョア

 果実が生る頃にまた通りたい道です。

 

 

 しばらく来ないうちに景色が一変。 

 風に吹かれる水面に早苗が揺れていました。近くの道に早苗ちゃん(耕運機)がつけた泥の跡が残っていたから、田植えは今朝の出来事だったのでしょうか。

 

 

 男の子二人組に出会いました。

 水路に入って何か捕ったようでしたので、尋ねてみました。

 「それはなに?」

 「”ヒバカリ”という蛇です。毒はないですよ。昔は噛まれたらその日ばかりの命と云われたところから“ヒバカリ”と名付けられたそうです」

 なんと賢い小学生でしょう。五年生だそうです。説明が的確でおばあさんは感心してしまいました。その横で、青大将の説明もしっかりしてくれた三年生の男の子。

 生き生きした二人組。こんなに子どもらしい子たちに会えたことが嬉しい散歩でした。

 

 

 しばらく行って、石垣の草取りに精を出されていたご婦人と会話。

 「私は此処が大好きなんです」

 「そうですか。いいことばっかりやないですよ。私はヤモリや蛇が嫌いなのにいっぱいいるんです」

 「ヤモリは雨戸の戸袋にいて、雨戸を引っ張り出すとき出てきたりしますよね」

 「サッシの戸袋は手で触れないくらい熱くなるので、それはなくなりましたけどね」

 そのあと、今日の名言いただきました。

 「服に裏表があるように、どんなことにもいい面と悪い面があるもんです。人生と一緒ですよ」

 これが今日の決め言葉。

 勉強になりました。