梅雨が近づいているのか、空の色が鈍くなって、晴れた空に行き場をなくした雲が六甲山に乗っかっています。
それでも、見飽きないこの景色が好きです。
空と雲と太陽の偶然の産物に、今日も見とれてしまいました。
初めての美容院に行ってみることにしました。
職場から歩いて三十分くらい。
だったら、歩いてみようと探検心に従って散歩しました。
新しい道を見つけて歩くことは、呆けた脳にちょうど良い刺激です。
この写真。前方の道が上りになっていますでしょ。そそられますよね。その向こうはどうなっているのかと。
なんのことはない。普通に緑地帯が続いているだけでしたけどね。
タチアオイ。長い茎に順番について咲き上っていくところが見所です。
アサガオのなかでも、特にこの色をよく見かけます。秋まで咲き続ける逞しさを持っています。
ところで、美容院を出て、はたと小銭入れを紛失していることに気づきました。
しまった!ボロボロになったから、そろそろ換え時と思っていたのに、そのままにしたバチが当たったのか、はたまたお金の神様に見放されたのか。
そんな悠長なことも言っておられず、取りあえず一か八かで朝立ち寄って、アリナミンドリンクを買ったコンビニに電話してみました。
「あぁ、レジに忘れてましたよ!」という店員さんの声が天の声のように聞こえて、生き返った思いで、取りに行ってきました。
なんて、運のいいこと。
この運のいい小銭入れをお払い箱にするのは忍びないことですが、ヨレヨレはよくありません。
早速、明日にも、この子に代わる新顔を探しに行ってみるつもりです。
新しい美容院からの帰り道。こんどは通ったことのない陸橋を渡ってみました。どこに続いているのかな?
子どもみたいにワクワクした気持ちになれます。
冒険だけが人生だなんて、私みたいな臆病者が言えることではありませんが、人生には、スパイスが必要。今日はそんな日でした。