こころあそびの記

日常に小さな感動を

草抜き

 

 この暑さの中、お熱い二人を発見!

 トンボが二匹戯れていました。車のドアに止まっている子に、もう一匹が猛烈アタック中です。窓にツンツンと音を立ててぶち当たるほどの興奮ぶり。いったい何をしていたのでしょう?

 

 

 庭の雑草が蔓延って見苦しいことになってきました。

 我慢してたら、そのうち枯れるものですが、枯れたら枯れたで倒れた草を起こして刈るのもえらいことなんです。

 そこで、一念発起。といってもほんの畳一枚分ほど刈ったところで、根をあげてしまいました。

 やれやれ、これから何日、格闘が続くことやら。

 

 

 シャワーしてから、ちょうど、仕事が休みだった娘をお茶に誘い出しました。

 「コナコーヒーに行く?」

 「そういえば、そのあたりに鰻屋もできてたよ」

 車を走らせていたら確かに鰻屋さんの旗が見えて、「うな富」と書いてありました。

 その名前つながりで思い出したのは、「川富」でした。子どものころよく通ったその鰻屋は千日前にありました。

 鰻丼と鰻巻きに、子どものくせに必ず肝吸いと鮒のあらいを頼んでいましたっけ。親の心子知らずの平和な時間でした。あの千日前ビルの火災さえなければ、その楽しい時が続いたのでしょうか。

 

 

 さて、お茶するはずが、山本の”梅の花“に行き着いてしまいました。

 こんな山の上に店があるだけで、びっくりした娘。そして、その驚きを上書きしたのはお客の多さです。

 女の人をよろこばせる営業努力に感心しつつトイレに入ったら、これまたびっくり!古いベルばらのポスターだらけでした。

 鳳蘭安奈淳や麻美れい。

 宝塚を観劇する方が二回目の公演前にお食事される隠れたお食事どころがこんなところにあっただなんて。

 思わぬ発見をして楽しいことでした。

 

 

 お腹がいっぱいになったので、運動がてら、また草抜きです。

 それにしても暑い!

 子どものころは夏休みの仕事は草抜きでしたから、しんどさよりも、懐かしい気持ちで作業しています。