こころあそびの記

日常に小さな感動を

二回目の土用の丑の日

 

 今日は、この土用期間における二回目の丑の日です。

 土用は四立(立春立夏立秋立冬)の前の18日間をさします。

 干支は12(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)で、一巡しますから、18日間に12干支がすっぽりはまる年は土用の丑が二回あるということになります。

 つまりは、鰻やさんに喜ばしい年です。

 

 

 ところで、待ちに待った雨がようやく降りました。

 昨夜の『光る君へ』の安倍晴明の雨乞いが効いたのかと可笑しく思った次第です。

 それも平安の昔ならさもありなんですが、現代にあっても、自然は人間の思惑通りにゆかない。その不可思議さを思わずにおれません。

 ゴロゴロという雷鳴とともに大粒の雨で、みるみる水浸しになった庭。植物たちには、まさに恵みの雨でした。

 でも、この降雨に疑問があります。

 だって、二、三日前まであれほど入道雲が育っていたにも関わらず一滴も降らず、どうして、昨日、今日の雲は雨を降らせることができたのでしょう。

 ひょっとして、上空の温度が変化してきた証でしょうか。炎暑が上空に達していないとしたら・・

 明後日は立秋です。

 人知では解き明かせないお空の様子ながら、その実、暦通りに計算できているようで一安心しています。

 

 

 先日のカーラジオの聞きかじり。ちょっと面白かったので書き留めました。お題は「暑い夜でもぐっすり眠る!」です。

 お話は、医学博士、医師、梶本修身先生でした。

 聞き耳を立てた二点を書き出します。

 

 まず、お風呂での熱中症に気をつけること。

 驚きました。心臓マヒなどの循環系の異常は、冬場に多いとばかり思っていましたら、なんと、季節に関係なくお風呂場の熱中症が多いそうです。

 特に近頃の保温付き浴槽が危ないといわれて、耳を疑いました。

 うたた寝など、うっかり長湯したとき、お湯が冷めないからダメなのだそうです。お湯が冷めてきたらはっと気づくのに、いい調子で長湯してしまうことが危険と。

 入浴時は保温機能を止めることで、事故を回避しましょうとのことでした。

 浴槽に浸かることて、血液の循環を良くすることは大切ですが、長湯は控えるようにと仰っていました。

 

 次に、眠るときは、たとえ豆電球の灯りでも消すこと。

 真っ暗の中で眠ることで、自律神経の働きは全うできます。

 最近の研究では、学童期の子どもの近視や肥満とも関係しているという報告もあるそうです。

 

 まだまだ、暑い日が続きそうです。

 健やかに過ごすポイントは入浴と睡眠にあります。

 そんなこと、誰でも知ってる当たり前のこと、なんですが、加えて、最新研究の理屈を知って、より健康に過ごしましょう。