こころあそびの記

日常に小さな感動を

外出したら

 

 昨日の黄昏。

 続いて、今朝の未明の星空。

 下弦の月に照らされても、びくともしない綺羅星の光を見ていると、自然の中の一員として、今、ここにいるという言葉が身に沁みてきて、深い感動に包まれる思いがします。

 

 

 今日は七十二候の「小雪」です。いつの間にか、あんなに酷かった暑さを忘れている自分に気づいたとしたら、それは順調に季節に合わせられている証拠です。

 

 昨晩、日本野鳥の会の「初心者のためのバードウォッチング」にzoom参加して驚いたことがあります。

 それは、毎朝、我が家の庭で鳴き声を聞かせてくれるジョウビタキが冬鳥であったということです。

 雀ほどの小さな体で、ロシア東部から南下して、夜に星空を頼りに海を越えてくるのだそうです。しかも、群れではないと聞くと、自然を作った創造主の存在をおもわずにおれません。

 なんのために、そんな過酷な旅を課せられたのでしょう。そう思うにつけ、人間に生まれたことの意味まで考えさせられたことです。

 

 

 今、話題の103万円の壁のおかげでお休みの多い娘と、今日も遊びに行きました。

 どこへ何をしにというのでもなく、ただ外に出ることで、いろいろと刺激を受けます。

 とあるお店で、かわいらしい盆栽を見つけた世話好きの娘は、それを老後にやってみたいと言い出します。できるかどうかは別にして、そんな彼女の様子を見るだけで、親ばかながら元気がもらえる気がするのです。

 

 

 寒くなったのにいろいろ買い込んでしまったので、今から庭仕事も台所仕事も大忙しです。

 つまりは、クリスマス、お正月とイベントが続く意味は、体をなまらせるなよという戒めなのかもしれません。