こころあそびの記

日常に小さな感動を

万博公園探鳥会

 

 万博公園のバードウォッチングに参加してきました。

 早くもサンシュユの芽の先が開いて黄色い花びらが見えているものや、膨らんだ梅の花芽もありました。春の足音を感じて一日を過ごすことができました。

 

 

 日本野鳥の会、吹田支部は今年満40周年を迎えるそうです。存続は偏に歴代のリーダーの努力と豊富な知識に裏打ちされてのことです。お世話になる身にとってはありがたく感謝するばかりです。

 今日も、リーダーのお一人に質問してみました。

 「あの~オスの鴨がきれいな色になってきましたが、日本で卵を産むのですか?」

 「いいや、北に帰って繁殖します」

 「じゃあ、どうしてアピール色になっているんですか?」

 「雌にアピールしているのです。お相手を探して、北に帰ってから繁殖します」

 「なるほど。それと、もう一ついいですか?」

 「どうぞ」

 「どうして海を越える長旅をするようになったのですか?」

 「日本も近頃、四季を味わう暇もなく二季になったといわれますが、北極圏はもとから夏と冬の二季なんです。冬に入ると全てが凍って食料が採取できなくなるため、南の日本までやって来るというわけです。しかし、夏が始まると、ツンドラには一斉に食料が溢れます。そこは、彼らにとってパラダイスだから帰って行くのでしょう」

 「そうなんですね。でも、厳しい夜間飛行によく耐えられますね」

 「もちろん、いのちを落とすものもいます」

 

 

 「残酷な話です」

 「でも、考えてもごらんなさい。二羽の両親から二羽なら総数は変わらないけど、それ以上に生き残ったら、それこそ大変なことになりますよ。ちゃんと数が合うように、多めに子作りするのです」

 そんな話から、人間の現状にまで話が及びました。

 「昔の人々は長生きに憧れました。しかし、今は長生きしたら若者に負担をかけてしまう・・元気に年を取らないとね」と仰ったのは長老でした。

 その点、探鳥は私のように足の悪い者でも参加できる健康法です。今日も知らないうちに、二万歩ほど歩いていたことにびっくり!

 年々延びる寿命と、少子化。このアンバランスを、氷河期から生き延びた鳥たちはどう思っているのでしょう。

 

 

 カワセミ。下嘴が赤いのは雌だと、教えてもらいました。

 このきれいな青色は、探鳥会に参加した全ての人に満足を持って帰ってもらえるしあわせの色です。

 

 

 これは、シロハラの後ろ姿。葉っぱを嘴で払いのける音が”ガサガサ“と聞こえるくらい元気な食事風景です。

 

 

 イカル、シジュウカラジョウビタキコゲラツグミハクセキレイ、モズ、アトリ、ソウシチョウカワラヒワアオジカルガモコガモホシハジロカイツブリオオバン、バン、キンクロハジロアオサギ、オオヨシガモハシブトガラスなどなど37種類の鳥がいたそうです。

 縛りのない吹田支部の自由な雰囲気を好ましくて思っています。来月も参加したいです。