こころあそびの記

日常に小さな感動を

こだわり

 

 下弦の月が細くなって、明け方の空に浮かんでいるのを見るのが好きになりました。

 月は地球に一番近い星。新月から二十八日をかけて一巡を全うする姿を見せてくれるありがたいお星さまです。

 夕方見る三日月にはない不安定さを補うように、地平線の下にある太陽からエネルギーを送られて煌めいています。これは消える前の輝きというのでしょうか。

 物思う暁です。

 

 

 暑くなる前にアリーナまで愛犬と出動。彼の催促がうるさいので慌てて、また、携帯を忘れてしました。

 せっかく、葛城金剛山脈をバックに大阪のビル群がはっきり見えているのに撮れないなんて最低。と、早く帰ろうと支度をしていたら、呼び止める声がしました。

 「奥さん、覚えてはりますか?」

 「もちろんです」

 「こじゃんとうれしい」

 土佐弁で返して来られたので土佐の人かと訊き返したら、『あんぱん』ファンの箕面人でした。

 過日、この方の呼び止めにお応え出来なかったのは孫の送迎に急いでいためと、お謝りして、以前のようにお話できました。

 「私は、相変わらず、たとえ台風がこようと毎日ここに来てます。こないだはブルーインパルスも見ましたで」

 「見えましたか?」

 「見えましたで。500人くらい来てました」

 “毎日来る”。これは、ブログを毎日上げてる私の思いと共通しますから、二人は話が合います。

 「一日サボると次の日も、下手するとその次の日も、止めてしまいますからね」

 そう話す三歳上の先輩の話は蘊蓄のかたまりでした。そして、一つを継続することで、全身が健康な明るさに満たされいる姿に励まされたことです。

 

 

 さて、選挙が終わりました。

 朝、お目にかかったご老人も多分、自民党派なんだろうなあ、と勝手な判断をしています。

 なぜなら、「戦争だけはいかん」と仰っていたからです。戦後八十年、戦争がなかったのは自民党のおかげと評価されているのではないでしょうか。

 職場の同僚も、「自民で別に今まで困ったことはなかったから」と。

 しかし、物事はこだわりを手放すまで付き纏うといいます。

 ほとんどの自民党支持者は、大東亜戦争の痕跡を未だに手放せていないから、こんな消極的な選択をしてきたのではないでしょうか。

 意外なことに、戦争を全く知らない若い10代、20代の人の考えの真っ当なこと。まっさらな思考でSNSから得た情報から判断する若い人は団塊世代よりずっとまともであることに驚きがあります。そして、大いに期待できる世代です。

 さて、北村晴男弁護士のマイク納めをYouTubeで見て、こんな世の中になればきっと民意が覚醒するだろうとワクワクしました。

 彼が当選したことを受けて、『日本国紀』(百田尚樹著)の戦後から再読してみました。

 いろんなことがあったにもかかわらず、日本が存続できたのは、日本人が持つ世界に誇れる民族性以外の何物でもないことに、みんなに気づいて欲しい。それが著者の願いではないかと推測します。

 百田さんの議員としてのご活躍の前に、まずは癌の手術が成功しますように。それが、本日の祈りです。