こころあそびの記

日常に小さな感動を

『偉丈夫』

 

 何台もの電動草刈機のウィーンという音が響いて繁茂した葛はきれいに刈り取られてしまいました。

 ふと見ると、これはなぁに?ちょっとつまんで匂ってみるとネギの匂いです。ノビルでしょうか。来春にも此処に生えてくれるように残して下さったのでしょうか。作業員の皆さまの温かさを感じたことです。

 

 

 さて、今朝の『こころ旅』では、田中美佐子さんが山形県酒田市を走ってくださいました。

 あの山はなに?あれは?と月山のことも、鳥海山のことも尋ねる彼女の素直さは、なんでも知ってた正平さんと違って、それはそれで、こっちも勉強になりました。

 酒田といえば、隣の鶴岡市藤沢周平さんの海坂藩がピンときます。

 ファンの人なら、海坂藩の地図まで頭に入っているといいますから、彼の創作ワールドの見事さを感じます。

 私は、ファンとはいえないのですが、初秋に読みたくなる本として藤沢周平さんの作品を借りてきたところでしたので、テレビ画面に見入って酒田の町を見せてもらいました。

 借りた本の中の『偉丈夫』は最晩年の短編だそうです。

 この主人公のように丈夫ではありませんでしたが、私の母方は口下手揃いで、もう少し話せたら出世も叶っただろうに、というのが親戚中の語り草です。

 なので、藤沢周平さんの周りにも、こんな語り草になる人が居たのかと楽しく想像してしまいました。

 

 

 いよいよ、雪の便りが連日届くようになりましたので、雪が大好きな私の気分は上々です。

 しかし、寒さに向かうことは確かです。

 それを見越したように、お医者さんは降圧剤の用量を上げ始めました。

 今日も、店頭で何人かの降圧剤が倍量になっていました。

 寒さで、血管がキュッと細くなる。だから血圧を上げて血液を送ろうとする。

 その自然現象を阻止して、血圧を下げたら流れが緩くなる。そうしたら、なにかが詰まるリスクが高まる。

 そう。血圧を下げることはいいことばかりではなく、血栓を起こす可能性もあるのです。

 薬を飲んでもらおうとする勢力は決して言わない事実です。そんなことを言ったら、薬が売れなくなってしまうから。

 

 

 だったら、飲まずに異変が起こる可能性はないのか。起こったら、誰が責任とってくれるのか。

 ここがジレンマです。

 でも、生きるということに正解はないのです。

 何が起ころうが、覚悟を持つことが望まれます。

 誰のせいにもしない強さ。その潔さを生き様にしたいものです。