こころあそびの記

日常に小さな感動を

幼なじみ

 

 やっと雨が上がりました。

 近くの校庭では、雨上がりを待ってましたとばかり、4月にアメリカンフットボール部に入部した中学生でしょうか、まっさらなヘルメットを被って出番を待つ姿がありました。

 大人だって負けてはいません。

 テニスコートでは、自宅待機で鈍った身体をさっそく戸外に持ち出した人たちが元気に玉音を響かせていました。

 晴れる!それだけで、老いも若きも新しい息吹を吹き込まれます。お天道様は偉大なり。

 

 

 昨晩、上沼恵美子さんのYouTube番組で、例の戸田恵梨香さん主演のNetflixドラマ「地獄におちるわよ」に触れておられました。

 彼女は細木数子さんと一緒に仕事をなさっていたとかで、貶す発言は慎むというスタンスでした。

 ただ、おにぎりを握るのは下手くそだと笑わしてくださったのですが、そのシーンがドラマに出てきたのにはびっくり。

 というのは、今日、半日がかりでその「地獄におちるわよ」を半分ほど観たのです。

 戦後の闇市でおにぎりと豚汁の店をなさっていたとか。

 梅田にもありました。阪神の裏手は闇市の集まる場所でしたから、土地の整理には煩雑な交渉と長い時間がかかり、今のように綺麗になったのはついこの間のことでした。

 

 

 ドラマを観ながら、しばらく忘れていた一人の女性を思い出さずにおれませんでした。

 それは、母の竹馬の友です。

 一人っ子だった彼女は、幼稚園のときから母の家で夕飯も食べていくような仲でした。

 ほぼツインであった二人は、仲違いして長い間、音信不通であっても、会えばまた元通りという間柄でした。

 世の中には、誰かが亡くなったあと、その故人に引っ張られるという嘘みたいな話が存在します。

 その恐ろしいような話が、この二人に起こりました。

 母が亡くなって半年もしないうちに、彼女の訃報が届いたのです。

 しかも、病気ではなく突然喉が詰まったとかで急死でした。

 二人を知る人は、連れて行かれたんや、と噂しあったものです。そうとしか思えない最後でした。

 今でも、あの世で喧嘩したり仲直りしたりを繰り返しているのでしょうが、それができるということは、深い縁であればこそ。

 彼女は、細木数子さんの強烈な個性に似たものを持つ人でした。

 彼女の話の続きはまたいつか。