可憐な蕾が開いて、こんな大きなバラの花が咲きました。
つんつんと上を向いていた蕾でしたのに、なんと今朝見たら、どの花も重そうに下を向いています。それもそのはず。どのようにしたら、これほどの枚数の花びらをたたみ込めるのかと覗き込んだ鼻先には、あのローズの香りがしました。
バラの香りは心を華やかにして、気の巡りを良くしてくれる匂いです。
進学就職で新しい環境にいる人の気持ちをほぐしてくれることでしょう。
蝶のため、人間のため、このように他の生物のために咲くときを間違わないバラに感心するばかりです。
ジャノメチョウもアゲハチョウも飛来。今朝は、四十雀も元気にツッピーツッピーと鳴いて、5月が始まろうとしています。明日は八十八夜です。
この時期、スーパーで見かけると思わず手が出てしまうのが蕗と新生姜です。
蕗の下拵えをしたところで、お揚げさんの買い忘れに気づいて、あとは娘に任せることにしました。残念なことに、新生姜はハズレでした。生姜だけに性(しょう)がいのちですよね。
今日は娘にくっついて梅田に出ました。行きは箕面萱野駅から北大阪急行で、帰りは阪急で帰ってきました。
阪急が地元民に愛されてきた歴史を考えると、これから北大阪急行を利用する新しい乗客には違うアプローチがいるのかなと感じたミニ旅行でした。
プラプラ買い物を済ませたあと、梅田のガード下に。
ずっと昔の記憶を辿って、夜は飲み屋に変身するカレー屋さんに入りました。
飲み屋さんですから、下戸の私には縁のないお店です。なので、目にすることのないバーカウンターやガラス戸棚などの設えが興味をそそるというわけです。
「せっかく梅田に出たのに、こんなランチでは申し訳ないね」と言ったら、「これ、買ってもらったもん」と応えてくれました。
少し早めのお誕生日プレゼントでした。