こころあそびの記

日常に小さな感動を

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

オーギョーチゼリー

京都の伏見稲荷大社は、ほとんどの外国人旅行者が行ってみたい場所のトップに上げます。 朱塗りの鳥居が続く坂道を上りきると、京都の町が見えて達成感を得られることも人気の理由らしいです。 赤い鳥居と下界を見下ろすことでは、小規模ながら、ここも負け…

満を持して

とうとう、万太郎は台湾に渡りました。神戸から1800km。船旅3日。基隆(キールン)港に着きました。 写真の花は台湾の固有植物であり、今週の副題でもある「オーギョーチ」です。 台湾の方は、この実から寒天みたいなデザートを作って召し上がるとか。 一方、…

はてしなく遠い先に

通りすがりに、塀からはみ出している赤い実を見つけました。 実山椒が熟したところを初めて見ました。 潰したら、山椒の香りがするのかな? 大形先生のお母様の描かれた作品です。 「勉強しなさい!」なんて、ひとことも言わずに子育てをされたと聞いていま…

くだもの売り場は秋、秋、秋

朝のスーパーで、川西の“朝採りイチジク”が並べられていました。 昔、イチジクが大好きな友人が、選び方を教えてくれたっけ。色艶よくピンと張って丸い大きな実がいいよと。 今日も、美味しそうなイチジクを抱え込んで食べてるかな。 さて、購入した商品をシ…

故あり

美しく明けた朝の空と薄い雲。 散歩の途中、畑の隅っこに咲いていたのは、コマツナギ(駒繋ぎ)。茎が丈夫で、馬を繋げるほどだとか。それにしてはちょっとか弱そう。馬が好んで食べる草、という説明の方がいいかな? 花を咲かせるということが、どれほど人…

福岡伸一先生

出かけようとしたら、シャンプー中のわんこと目が合いました。 「一緒に行きたいところやけど、残念!僕、今、一番の幸せタイムやねん。」 「そうですか。ほな、さいなら。」 と、大形徹先生の講座に出発です。 市内の移動は、お気に入りのシティバスを利用…

虹がでた!

洗濯物を干しに出た娘が、「ニジ、ニジ!」と叫んでいます。 バタバタと戻って来て、「虹やよ!」と教えてくれました。 西の空に消えかけた虹の欠片。 断片であっても虹と出会えて、何かが胸に広がるひとときはかけがえのない幸せです。 天地真理さんの『虹…

この感動を忘れないで下さい

大阪北部がこんなに赤くなるのは珍しいことです。 早く過ぎてくれないかと、しばらく身を縮めて隠れていましたら、怖かった雷鳴が止んで、もとの静けさに戻りました。 身だけでなく心の緊張もほどけてやれやれです。 雷様がお空の上でボーリングしている。そ…

生かされる意味

今日から二十四節気「処暑」の候に入りますから、この暑さもおさまってくるはずです。 とはいえ、今日も北日本や北海道では猛暑が続き、関東や四国で天候は安定せず大雨の予報も出ています。 暦通り、統計通りにはいかないのは常のこと。 それでも、朝の空に…

たからもの

テレビで天気予報士が、「先ほどまで虹がみられました」と話されたのを聞いて、見逃したことにがっかりした朝でした。 虹に限らず、その人だけが出会えることには、きっと意味があるのだと近頃は思うようになりました。 それが、年を経てきた者の学習成果で…

脱・三伏

昨日、8月20日は、末伏があける日でした。 夏至から三番目の庚の日である7月11日の初伏から始まった三伏。三伏が終わったということは、夏の盛りが過ぎてしまったことを意味します。 ちなみに、立秋のあとの初めての庚の日を末伏といい、それは8月10日でした…

空のできごと

前日に持参を忘れた双眼鏡を首に掛けて、昨晩もビューポイントに上ってみました。 マジックアワーが美しく広がる予感がする空の色にうっとり。 少し太ったとはいえまだ月齢2.7のお月さま。 輝く眉月の部分以外には、うっすらとまぁるい月の影が見えています…

眉月

昨夕、日没後の空を見に行きました。 いつものビューポイントで眺めていると、犬と散歩中の親子がやって来ました。 挨拶代わりに、 「コッカスパーニエルですか?」と、お尋ねしたら 「そうです。ご存知ですか?」と。 「はい。昔飼ってました。耳がきれいで…

京セラドーム大阪で

行ってきました。京セラドーム大阪。 二回目の観戦だったとはいえ、いまだドームの構造が飲み込めなくて、何度かガードマンさんや受付の女性に尋ねることになりました。 おかげでドームに行っただけなのに8000歩。運動不足を解消してきました。 そんな感想を…

野球三昧

今朝の『らんまん』は、田邊教授に大切なことを気づかせた奥方とのやりとりから始まりました。 そして、今回、田邊教授と万太郎が同時に入手したのが「ヒメシャジン」。 四国の固有種を万太郎は高知から、教授は石鎚山から採集したのです。 偶然とはいえ、二…

台風一過の散歩

あわや直撃かと危ぶまれた台風が、大阪を横目に過ぎて行きました。 こういうのを台風さんの気まぐれというのでしょうか。鳥取県など大阪から離れた日本海側に大雨の被害をもたらしたようです。 こんなことがあるたびに思うのは、誰のせいでもないと、黙々と…

見た目だけじゃない

雨が強い風を受けて家の外壁に打ちつけられる音に怯えています。 ふつう雨は気持ちを鎮静側に傾けるはずなのに、台風が興奮気味にさせるのはどうしてなのでしょう。 早く通り過ぎてくれますように。 今日は終戦記念日です。 戦後78年が経過して、当時のこと…

好きなこと

梧桐がこんなに沢山の種のボートを付けています。 実りの秋がそこまで来たことに気づいて、お願いだから、台風7号の直撃に耐えておくれと祈りつつ通り過ぎました。 ぎっしりと実をつけた柿の木です。どれほど深く根を張っているのかな。脅威的な暑さにめげず…

小林一三翁

写真の真ん中の小さな影は一羽の猛禽類です。 羽根を広げたまま、悠々と飛ぶ姿を見て、古代人は自由な飛翔に憧れを持ったことが想像できます。 尾根沿いにできる上昇気流に乗って、気持ちよさそうに飛んでいます。 頭上を過るときに地面にできる大きな影は、…

宇宙に近い空の色

こういう写真はカメラと光の偶然のいたずらだとわかっていても、「いらっしゃい」と、誰かに受けいれてもらえたように感じて、うれしいことです。 昨晩、遅く、日付の変わる頃に子どもたちが無事に帰ってきたので、安心して朝の散歩に出かけることができまし…

いつか

この海の向こうから台風が迫っているとは思えない、穏やかな波です。 行きたかったなぁ。 今年は、わんこのホテルの予約が取れず、私は留守番です。 家人がいない日もいいものです。なんて、気取ってみたものの。 朝からお墓参りに行って、布団を干して、カ…

『キングダム3運命の炎』を観て

野畑図書館の前の植え込みで、不思議な現象を見つけました。 ムラサキカタバミが大きな葉を、どの子もこの子もなべて閉じているのです。 片葉身と書くくらいですから、葉っぱが閉じることは知っていましたが、お昼真っ盛りの時間帯に閉じていたことを奇異に…

立秋

あぁ、秋色は、夕焼け色に代表されるものなんだと、この二十四節気の写真を見て思いました。 「夏はまだ終わっていないのに、突然秋がやってきた」。 そんな秋を、身の回りで感じるのは、どんな時ですか? 台風の暴風のせいなのか、熱暑のせいなのか、道端に…

雨柱

昨日の夕刻、娘と孫が「アリーナに散歩に行かない?」と誘ってきました。珍しいこと。 その魂胆は、私の車にわんこを載せて一緒に連れて行くためにきまっています。 6時に近くなれば、老体はすでに就寝に向かっています。それに逆らって、しかも彼女らに体…

台風近し

ながらく沖縄に居座っていた台風6号が動き出しました。 大気をかき混ぜるための工夫が台風という形になったのでしょうか。自然現象は理にかなうことばかりです。 この曇天が再び青空になる日を、被害の少ないことを祈りながら待ちたいと思います。 今朝の『…

あたりまえと思い出したら・・

昨日はお祭りの夜でした。 淀川の花火大会は四年ぶりの開催。朝刊(産経)に掲載された写真はさすがにプロが撮られたものでした。 四年ぶりといえば、わが町のお祭りも昨夜、今夜と開かれます。昨夕、どんなかと見に行ってみましたら、人、人、人、で大変な賑…

生まれた理由

暑くなるまでに、旧の西国街道を西に歩きました。 途中、娘の同級生のお寺、浄圓寺を通りました。何回か書きましたように、小学生の低学年から難病を発病した彼を、傍で見てきた同級生たち。 彼のおかげで、それはそれは、たくさんの勉強をさせてもらったこ…

雑感

睡眠の話ばかりで恐縮です。 今朝がた、といっても時計を見ると午前1時。なにかに起こされたように思って、目覚めました。 その正体は月光でした。 欄間から漏れた満月の光が部屋の中を明るく照らしていたのです。 夢の世界です。白くて厳かな光でした。 早…

混沌

昨日、昼寝のことを書きましたけれど、こんなに暑いと、同じようなことを考える人がいらっしゃいました。 今朝の「朝晴れエッセー」の投稿者も、子供の頃におばあちゃんの家の広間でシミーズ一枚で昼寝をした思い出を書いておられました。 シミーズ。いつの…

愛されるよりも愛したい

窓から外を眺めるだけで、くらくらしてきます。 蝉の鳴き声も、どこか茹だってるようで、早朝の勢いはありません。 小さな家庭菜園では、トマトやキウリはもちろんのこと、紫蘇の葉っぱまで萎れてしまいました。 なんてことでしょう。例年、こうだったかな。…