2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
可憐な蕾が開いて、こんな大きなバラの花が咲きました。 つんつんと上を向いていた蕾でしたのに、なんと今朝見たら、どの花も重そうに下を向いています。それもそのはず。どのようにしたら、これほどの枚数の花びらをたたみ込めるのかと覗き込んだ鼻先には、…
お誘いを受けて勝尾寺に行ってまいりました。 山道をくねくねと運転していると、やまふじが盛りでした。お好みもありましょうが、人為的な藤棚よりも、この自然の花に軍配を上げたくなるのは人情でしょう。新緑の中に薄紫色が映える様はほんとうに美しくて、…
朝一番で『陰陽師0』を観てきました。 思いつきで席の予約を取ったものの、イマイチのレビューを見てしまったものですから、晴れやかな気分とはまいりませんでした。 それでも、ま、いいか。山﨑 賢人君を観られるだけで良しとしよう。 長い長い予告映像にう…
大阪城。 朝な夕なに、見上げることもなく過ごした小学生時代でしたが、その間、お城からは見下ろされて守護された十年間でした。 「おまえの大阪弁は名古屋弁が混じってるな」 と、小学校の先生に指摘されたことは以前に書きました。 母方の祖母は、父親が…
季節の巡りがスピードアップしています。すでに、夏の到来を知らせる卯の花が咲き出しました。 「 夏は来ぬ 卯の花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍び音もらす夏は来ぬ 」 残念ながら、不如帰の鳴き声がわかりません。なんとか、聞きわけられるようになりた…
六甲山が見えてる! 朝、一歩外に出たときの爽やかさに、思わず深呼吸してしまいました。 こんな朝は、人間だって生物の一種だという自覚が持ててうれしくなります。 しばらく通らないうちにポプラの葉がこんなに育っていました。さわさわと葉擦れの音が聞こ…
庭で、二つ紋のテントウ虫を見つけました。彼らはアブラムシを捕食してくれるから、生物農薬といいます。 大きな食物連鎖から、小さな食物連鎖まで、この循環はどなたが仕組んだことなのかと、知るたびに世界の不思議に思いが広がります。 テントウ虫がくっ…
“Chianti”。5月の連休には必ず満開になるバラです。 真紅の花の色と、潔く散る花弁の香りが、今年もその季節が到来したことを告げています。 植えっぱなしで手がかからないのは、野バラの系統だからでしょう。原種は強いから、世話ができない私向きです。 …
今年もウスギモクセイが結実しました。 緑色だった実が熟して木の下に大量に落下していますのに、犬はクンクン匂いを嗅ぐだけで食べようとしません。今年のはおいしくないのかな?そういう自分は今のところ食べてみる勇気が出ません。犬が食べ出したら食べて…
今日は市軸稲荷神社の春季祭です。 小雨模様でしたが歩いて行くことにしました。 この時期の自然の進行はびっくりするほど早くて、一日で見逃すものも出てくるほどに、貴重な時間ですから、さぼるわけにはまいりません。 写真で花泥棒しながら歩いていると、…
穀雨の候。 耕運機を操作されている男性に、 「いよいよ始まるんですね」 とお声かけたら、わざわざエンジンを止めて、 「季節もんですから」 と、応えてくださいました。 「後ろからだったら、お写真撮ってもいいですか?」 と、お断りして撮らせてもらった…
今日から二十四節気「穀雨」に入ります。 ”こくう“を中国では「谷雨」と書いているのは、音が同じところから借りた仮借です。 キノコが描いてあるのは、やさしい雨と気温に関係があるのでしょうか。 実は、わが家の庭にもキノコが生えています。 見つけたの…
太陽が黄砂に隠された朝でした。 ものすごいエネルギーをもつ太陽光のはずなのに、それが大量の砂塵で遮られて地上に届かないなんて。 日蝕のような状態が一日中続いて、そういう中途半端な光の具合が、少なからず人間に影響を与えるものであることを実感し…
日に日に日脚が伸びて、この長さが自分に合うと思った日から、生物はそれぞれに活動を始めます。たとえ隣に植わってようと目覚め方は違います。 持たされた目覚まし時計がみんなちがうから。 太陽を燦々と浴びるパンジーたち。 お世話してくれる人への恩返し…
長らくお世話になった美容師さんが辞めてしまわれました。 これは、女性にとっては、ちょっとしたストレスになります。 次はどこの美容室に行こうかと、路頭に迷った子どものように不安な気持ちを抱えたまま、落ち着かない日々を送っていたわけですが、そう…
遠くからでも、濃い桃色で存在感をアピールしてくるキクモモが満開! 思わず近寄りたくなってしまいます。 私だって紅紫色だよ、とハナズオウ。秋になればお豆さんがぶら下がる豆科植物です。 蘇芳色の原料になるのは喬木だから別品種のようですが、蘇芳とい…
真っ青な空が広がって、気持ちのよい朝でした。 タンポポ。 紫鷺苔。 八重桜が咲き始めた林の中は、紅色に濃淡があって見応えがあります。 スギナに似ているようで、スギナほど柔らかくなさそうな草を見つけました。 砥草(とくさ)というみたいです。 砥石の…
土曜の朝の阪大構内は、授業に急ぐ学生さんに混じって、たまのお休みをゆっくり過ごそうと思う方々の恰好の散策場になっています。 通称、中山池は水鳥が北に渡ってさびしくなってしまいましたが、六甲山を遥かに臨めるスポットとしてお勧めです。 グランド…
朝のルーチン。 3つのお弁当と朝食の準備を終えたらやれやれ。自室で一息入れ、おもむろに洗面台に立ちます。 そのとたん、今まで寝ていたはずのわんこが、僕の番到来とばかり、切なく鳴き始めるので、急かされるったらありません。 はいはい、わかったよ。…
春霞の日が続いて、しばらく撮ろうという気にならなかった空。今日、ひさしぶりに青い空と流れる雲の姿を見ることができました。。 空が青いっていいですね。 胸一杯に春の気を吸い込んで歩きました。 次は私の番よ~とばかり、花水木が準備完了です。 ここ…
今、帰りのバスの中です。 今日のお土産は写真に写るものです。さて、どこへ行ってきたでしょう。 簡単!吉野山でした!! バス旅行のキャンセル待ちしてたら、ラッキーなことに連れて行ってもらうことができました。 今年はどこも、里の桜より山桜の方が早か…
限りなき大地の呼べる春嵐 汀子 風雨の慟哭が強く弱く通り過ぎます。 あまりの激しさに夢うつつで起こされては、また、睡魔に引き戻されるという繰り返しの一晩でした。 それは、多分とうに過ぎた冬のせいではありません。少し早めの春と夏の綱引きであり、…
4月8日。お釈迦様のお誕生を祝す「花まつり」の日です。 この4月8日というのは旧暦でのこと。現行暦の5月でなさるお寺もあるそうです。 各お寺では、お釈迦様がお生まれになったルンビニの花園に見立てた小さなお堂を花で飾り、その中に誕生仏を安置します。…
朝日に輝く桜が見られるのが、庭に桜があることの特権です。 青味を帯びた朝桜、真っ白な昼の桜、淡い夕桜。 先日会ったお年寄りが庭の桜を指して、「こんなに大きくなるとは思ってませんでした。桜、切るバカをくり返しているんです。よかったら、咲いたら…
今日は孫の入学式。その日を待っていたかのように、今朝、ようやく満開になった桜です。 式典終了後に、庭の桜の下でランチするから、どこかでお弁当買っといてと言い残して、娘は出かけて行きました。 言いたい放題でしょ。でも、そのように育てたのは私で…
歯医者さんからの帰りに遠回りして、春を探してウロウロ。 一番ときめいたのは、花梨の花でした。実の堅さや枝にしがみつく頑固さを忘れさせる優しい花です。 咲き誇る花々に気持ちが入ってしまうのは、私たちの会の花だと思って見るからでしょう。 「花梨の…
雪解け水が瀬音をたてて流れ出し、清々しい空気の中に陽は巡り、月が上る。 「清明」。なんて美しい言葉でしょう。 「 清明 清明時節雨紛々 路上行人欲絶魂 借問酒家何処在 牧童遙指杏花村 」 毎年、お決まりのように杜牧(803~852年)のこの詩を掲載して申し…
千里川沿いの雪柳が最盛期を過ぎようとしています。 もし、遊歩道の桜が満開なら春爛漫を満喫できるでしょうに。それを期待して散策されている方々も拍子抜けです。 紫木蓮の茶変した花びらが木の下に散乱しているのを見るにつけ、早春が足早に去っていった…
一輪また一輪。 今年の桜は蒸せかえるように一斉に咲く元気が感じられなくて、まだかな?という心配を通り越して、すべての蕾が開きますようにという切なる願いに変わってきました。 咲くタイミングを外してしまった桜が迷走しています。天からポンとお尻を…
朝から大川の「さくらクルーズ」に参加していた娘が、「まだ、もうちょいやったわ」と帰ってきました。 満開には、あと一週間ほどかかるとするなら、造幣局の通り抜けと重なりそうです。八重桜と一緒に大川沿いの染井吉野が咲く様子は、例年になく見応えのあ…