こころあそびの記

日常に小さな感動を

心を定めて、地に足つけて、

うっすらと地面を覆う白い雪。 笑う事なかれ。娘家族が起き抜けに、この雪をかき集めて雪合戦の真似事をしていました。雪国の人には叱られそうですが、大阪の人間にはうれしい積雪です。寒いことなど飛んでしまう笑顔の朝でした。 和んだあとは、緊張です。 …

大寒の日に

大寒にふさわしく、誰もが「寒い!」と肩をすくめる一日でした。 「早上好! 今日大寒 岁月深处有温暖 严冬尽头是春天」 いつも、季節のカードを送ってくださる先生の添え書きには、「こんなに寒いけれど、まだ見えてない深い所に暖かさが宿り始めているよ。…

お茶を一服

いつものことでごめんなさい。 先日、AMラジオで「あそこのラーメン屋はいつもFMがかかってるんや。俺が毎日食べに行ってるのに」と漫才師の方が話をされていました。 相方が「ええっ!知らんのですかね?今度、言ってみたらいいのと違いますか?AMに出演し…

鴨たちに癒されて

冬至から1ヶ月。目は覚めているのに、もうちょっとだけと布団から出るのをためらう時間がついつい長くなってしまいます。 今朝、犬と一緒に外に出たら、月明かりが庭一面に広がっていました。 しまった!昨日、嘘を書いてしまったと恥ずかしくなりました。…

寒土用。ご自愛専一に。

土用とは四立前の18日間を指します。四立とは、立春、立夏、立秋、立冬のこと。 今は、今月5日から始まった寒中ですから、寒土用と呼ばれます。 西高東低の気圧配置が続いて天気図の上ではまだまだ冬最中です。しかし、寒さで縮こまった体に、そんなことな…

『命』という詩を見つけました

今週の水曜日は厄神さんの大祭です。 その日にお参りできないので、息災に過ごせたお礼と孫の合格祈願に行ってきました。 ゆっくり歩いていると、あるお宅の門の側に植わっている木に小鳥が群れていました。なんと、今年初めてメジロと遭遇。 小鳥たちは、早…

分包機が壊れた日

「分包」といって直ぐに分かる人は医療関係者か老人施設の方でしょう。 分包とは、服用する薬を一回分ずつ一つの袋に入れることです。一度に飲む薬の量が多い人や、入院中や施設入居中の方に施して、間違いなく飲んでいただくための工夫です。 こうすること…

和菓子好き

お店やさんには、にこやかな女将さんが不可欠です。 家の近くに和菓子屋さんがありまして、そこの女将さんがそれはそれはお商売上手というか気の利くお人でした。 小柄で笑顔と大きな瞳をくるくるさせて、このお店はこの人でもっていると誰もが思っていたこ…

人籟、地籟、天籟

今日は寒に入って九日目です。 仏にも寒九の水をたてまつる 森澄雄 寒さ厳しい今日の水を汲んで、寒餅を搗けばカビも生えない美味しいお餅になります。薬を飲むのも、煎じるのもこのお水がよろしいようです。 大鍋にいっぱい汲んで、豚のスペアリブを放り込…

幸せに過ごすために

お正月飾りを付けた玄関に小雪が舞っています。 お飾りをすでに外したお家もありますが、我が家は小正月の15日にとんど焼きに出すつもりです。 早まらないで良かったことが二つあります。 ひとつは、雪に濯がれる玄関を美しいなぁと眺められたことです。どか…

「八腊粥」

そういえば、この写真のお粥、去年は近くの中華料理屋さんに頼んで作ってもらったことを思い出しました。あれから、もう一年が巡ったことに、言われるまで気づきもしませんでした。 昨日は旧暦で12月8日でした。 中国では、この日を一年の区切りのとしていま…

いつまで?なんのために?

朝の散歩しながら考えるには重いテーマでした。 朝刊の「朝の詩」で83歳男性が訴えられていたのです。「ホントにこれだけの薬を死ぬまで飲まなきゃならないのかね」と。 これは、毎日、患者さんに処方箋通りに投薬している私の中に常にあるテーマでもありま…

初春の光の中で眠る山

寒い朝。うちのわんこが、じっとこっちを覗き込んで、行く?と誘ってきます。 マイナス1度ですよ。それでも行きますか? 健気な表情に負けて重い腰を上げ始めると、やったぁやったぁ!とぐるぐるそわそわする仕草が、またかわいいくて散歩に出発です。 今朝…

日脚伸ぶ

昔、茶の間の窓は細かく切り込みが入った飾りガラスが嵌められていました。すぐ外には、大きな枇杷の木があって、毎日、ヒヨやモズが遊びに来ていました。 掘りこたつに足を突っ込んで、窓に葉陰が揺れるのを感じながら、うつらうつらと小鳥の声を聞くともな…

空との対話

「天気予報士」になりたい女の子が、ラジオの天気予報士の方に、どうしたらなれますかと尋ねていました。 「あなたは、空を見るのが好きということだからがんばってね」と伝えた予報士さんが続けてお話されたことに、耳をそばだてました。 「今日はガリレオ…

山よりも高く海よりも深いもの

あれは、もう一昨年公開の映画だったのですね。 孫たちの付き添いで入った映画館で『記憶にございません!』の予告編を観てしまったものですから、もう観たくて観たくてたまらなくなって、公開と同時に足を運びました。 三谷幸喜さんという方は非凡だなぁと…

不易流行のバランス

朝刊の「朝の詩」に子どもの詩が載る日は気持ちが和みます。 今朝も、「おいたん、おいたん」とお兄ちゃんを呼ぶ2歳の坊やの詩が掲載されていたので嬉しくなってしまいました。 というのも、我が家にも「~たん」が2人います。 同居している孫は3人で、上…

あなたを応援するいのちの力

本に囲まれていると安心する質ですが、手元に本がなくても勉強できる便利な時代になりました。ネットは怖い一面もありますが、役に立つツールであることに違いはありません。 ちょっと時間が空いたので、ネット徘徊してみましたところ、自分好みの意見をお持…

お・も・て・な・し

実は、昨日、始発電車に乗ってお伊勢さんへ初詣に行ってきました。 去年は、コロナ騒動真っ只中だったので、断念しましたが、今日なら行ける!と思いきりました。 生駒山に向かって走る車窓からは、日の出が迫っているしるしを知らせる曙色の空に、穏やかに…

「初釜」と「書き初め」

お正月といえば「初釜」と「書き初め」ですね。 その真似ごとを、子どもたちが子育てに忙しくなるまではやっていました。 今年は、誰からともなく、「やってみよう!」「何年ぶり?」と言い出して、まずは「初釜」体験から。 なんて、うそですよ。たまたま、…

雪がちらつく元旦に

あけましておめでとうございます 除夜の鐘の音が響き始める頃に若者たちは初詣に行ってしまいます。 私は、彼らに年越しそばを振る舞ったら、そこで力尽きるようになってしまったため、お付き合いができなくなりました。 ですから、朝の初詣です。 新年早々…

2021年の大晦日

山の向こうに雪模様。それが、流れてきて、小雪舞う墓参りになりました。 どうしても今日しなくてはならなないこと、できたら今日やっておきたいこと、明日でもいいと思えること。 優先順位をつけても、年末の雑事は尽きません。 こんなことも、だんだんにが…

いのちの根の信ずるところ

クロッカスを植えました。 数年前から、なぜか心惹かれて、昨日の午後やっと望みが叶いました。 春を告げる花ならスイセンでもよかったのに、どうしたことかクロッカスへのこだわりが消えずにいました。 空よりも大地に近くクロッカス 稲畑汀子 この虚子のお…

もういくつねるとお正月

「 もういくつねると お正月 お正月には凧揚げて 追い羽根ついて 遊びましょう 早くこいこい お正月 」 こんな歌を歌っている子供は見かけなくて、せいぜいスーパーで耳にするくらいになってしまいました。 凧揚げよりも、羽子板よりも刺激的な遊びがいっぱ…

お天道様が見てはるよ

通勤途中、淀川沿いの道を通ります。静かな流れに向かって、「おはよう!きれいだね。今日もよろしく」と車内から大声で話しかけるのが私の朝の決まり事です。 自転車で学校へ急ぐ子ども達を見ては青春を思い、杖をつく老人にはエールを送ります。そこは人生…

あなたを守る盾

今日、近畿北部は何年ぶりかの豪雪となっています。 雪化粧を期待して見渡したところ、我が家から見える範囲では山の高いところが白くなっているくらいでした。 それにしても、不思議なことです。 気象学にも地理学にも疎いのですが、山があるだけで、その南…

逍遥する心

冬晴れの朝。裏六甲はうっすら雪化粧かな。明朝が楽しみです。 冬至前後、太陽は顔を見せてからしばらくの間、横歩きしていて、なかなか上りません。南中高度は30度ということですから、夏の80度と比べれば、格段に降り注ぐエネルギー量が減っています。 お…

一陽の射して輝く天守閣

帰巣本能とは、不慣れな場所を通って以前に暮らしたことのある場所へ行くことらしいです。 不慣れもなにも、懐かしさに誘われてつい足が向くのが、幼少期を過ごした場所です。 鮭や鰻のように五感を駆使して賢い探索をしなくても、迷うことはありません。だ…

クリスマスイブ

『賢者の贈り物』というお話を何度読んだことでしょう。 相手を思う究極のプレゼント。私には絶対できないからこそ憧れる愛の物語です。 捧げ尽くすことも愛の表現の一つ。クリスマスイブの今日、そんな人に出会いました。 あるお宅に、お薬を届けるためにお…

引っ越した軍曹

こたつに足をつっこんでお茶しながら、テレビで穂高連山の紅葉を満喫できるのは、今に生きる幸せの一つです。 その番組で司会者と一緒に案内してくれたのが、美村里江さんでした。 こういう時、女優さんが同行すると自然を味わうことを損ねてしまうこともあ…