春が来た!と浮かれ気分で家を出たものですから、予想外の強い風とみぞれにあって、縮み上がりました。 内心、恥ずかしいかなと思いながら巻いてきたマフラーになんとか救われて仕事場にこぎ着けたことは幸いでした。 西高東低の冬型気圧配置。まだまだ侮れ…
愛犬なのか、はたまた外からの侵入者なのか不明ですがクロッカスの土が荒らされて、今年は開花が遅れました。 もう、春一番ではないのが残念ですが、やっと擡げてきた蕾に春雨が開花を促してくれています。 変形してもいい。無事に花開くことを念じて待って…
朝の最低気温は4度。 その後、太陽が大地をどんどん温めて、最高気温は18度まで上昇して、朝昼の気温差が大きい一日でした。 コートもマフラーもはぎ取りたくなるほどの好天に、気持ちのよい屋外に連れ出された方も多かったのではないでしょうか。 まだ、ち…
春になって山が笑うのは霞がかかって見えるからでしょうか。 それとも、一斉に芽吹く木々のせい? さてさて、桜の開花がいよいよ来週に迫ってまいりました。 春の幕開けが例年通りにやってくることに心踊ります。 春。うれしい響きです。 今日は、市軸稲荷神…
今日は中学生の孫の卒業式です。 母親は、お友達に誘われてつい3日ほど前に、急遽、和服を着ていくことにしたみたいです。 平素、着つけていない者にとってはハードルが高いと思われますのに、さっさと、昔の同級生のお母様にお願いして了解を取ったあたり、…
チュンチュンと朝から楽しそうな鳴き声が聞こえてきましたので、外に出てみたら、たくさんの雀たちが餌を啄んでいました。雨上がりの泥の中によほどおいしいものがあるのでしょう。 仲良くお話しながら啄んでいる様子があんまり可愛くて、日本むかし話の世界…
解禁日を心待ちにしていた方々の溜め息が、「今年もだめか」と聞こえてきそうです。 『イカナゴ漁』は関西ではお水取りと同じく、春を告げる行事です。 地元、明石だけではなく播磨から関西地域まで、春一番の匂いは「イカナゴの釘煮」と決まっています。 砂…
今日はうれしいことがいっぱいです。何からお話しましょう。 まずは、朝一番にウグイスの初鳴きが庭に響しました。 「ホーホケキョ」と鳴き始めたので、慌てて双眼鏡を持って外に飛び出したのですが、ウグイスは枝先よりも葉の茂みの中を移動するため、レン…
「春は名のみの風の寒さや・・」 今日は『早春賦』そのもの。 先人の味わった季節感が後世の人間にそのまま伝わってくる臨場感が、歌い継がれる理由でしょう。 詩を作る人が、天に愛されているのは疑いようがありません。そうでなければ、後世への贈り物を託…
『致知』4月号の“巻頭の言葉”は高千穂神社の宮司、後藤俊彦さんが書いておられます。 その中に、『源氏物語』のくだりが出てきます。 光源氏が夕霧の元服に際し、「なお才をもととしてこそ、大和魂(やまとごころ)の世に用いらるる方も強うはべらめ」と言っ…
朝。各地のお天気カメラは、うっすらと雪化粧した映像を配信していました。毎年、必ず降る三月のなごり雪がたまらなく好きです。 大阪は、朝7時から雨雲通過という予報に期待したのですが、残念ながら雨がぱらついただけでした。 なので、今年のなごり雪は見…
突然ですが、NHKテレビの『ファミリーヒストリー』が続いているのは、それだけ家系図に興味が高まっている証拠かもしれません。 私の父の両親は、戦争中に相次いで病気で亡くなりました。特に、母親が亡くなったのは終戦が近づいた暑い日だったと、その悲惨…
今日は同居している孫三人のうち、まん中の男の子の誕生日です。 彼が生まれて1ヶ月後に、すでにICUに入院していた私の母が息を引き取るという慌ただしい出産でした。 モニターアラームが鳴りっぱなしの母の枕元に、新生児を連れていった娘には胆力を感じた…
上の写真は、きのうの日没前の煙る六甲山です。 こんな大気の汚れは今日の雨で洗い流されるものと思っていましたが、さにあらず雨上がりは花粉飛散が倍増するとか。 百花繚乱の季節は、生物が一斉に目覚めるときです。春が来てうれしいのは人間だけではない…
朝、外に出たら、いつもと違う気だるい空気を感じました。振り向いて仰いだ太陽は雲間に滲んでいて、朝のさわやかはありませんでした。 その後、仕事帰りに見たのは真っ白な六甲山。霞んでいるというよりは、白い幕が下ろされているような感じでした。 花粉…
寒い朝になりました。 寒の戻りといっても、冬の寒さとは比べものならないのは、陽光が満ちてきたから。 日溜まりに座っていたいのは犬も同じとみえて、ここがいい!とテラスに居座る昼下がりです。 昨日の続きですが、私が小学校時代を過ごした上町台地のお…
今日は大阪歴史博物館で開催された『森ノ宮には何があった』というテーマの講座に出席してきました。 まさか、朝から夕方まで通しであるなんて思ってもみなくて、どうせ昼からは難波宮の見学でも行くんだろうと、軽い気持ちで行きました。 そうしたら、なん…
南岸低気圧が通り過ぎている加減で、明日は西高東低の冬型気圧配置になります。太平洋側は晴天、日本海側は大雪という教科書どおりのお天気になるそうですから、当然、気温も冬に逆戻り。体調管理に注意を要する週末です。 一日早く、今朝の箕面の空は晴れ上…
今日は四年に一回あるおまけ日です。 肉(29日)の日を目玉にしている焼き肉屋やスーパーは、忙しくされているでしょうか。 ラジオから流れてきたのは、ミモザの黄色い花が咲き始めたというニュースでした。アナウンサーの方が、春ですねと応えておられました…
思い立って美容院に行くことにしました。 定期的に行かなくてもよい髪形はないものかと、いつも思案にくれる困ったくせっ毛です。 カラーの準備をしてくれる若い美容師さんと四方山話をしました。 カットがうまいと云われる男性美容師さんは苦手やわと私がこ…
雪舞う朝、孫たちを凍えながら見送りました。 強い春北風が吹き付けて、雨戸の戸袋をガタガタと揺する音が鳴り止みません。一旦、ゆるんだ体には堪える寒さでしたが、一方で、何年も生きてきて、季節はこんなふうに巡ると知っていますから、いよいよ始まった…
市軸神社に神道のあれこれを習いに行ってます。 いまさら、という思いもありますが、とりあえずこの年になるまでの不勉強を少しでも挽回できたらと通うことにしました。 境内の川津桜が、雨の中よく来たねと出迎えてくれています。立て札をよく見ると、土田…
外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀子 昨夜は今年二度目の満月が臨めました。 雨続きの中、たった一日だけ雲を吹き払ってくれた天の意を思わずにいられませんでした。 ところで、月の暦があるほどに、私たちの体と月は深い関係にあります。 満月の日は大…
雨が上がったので、水月公園まで観梅に出かけました。 いつか、「お連れがあっていいですね」と、声をかけてくださったご婦人があったように、今日もわんこがお連れです。 いつもの道なのに、石橋小学校前の掲示板に「ここは有馬街道」と書いてあるのを見つ…
梅雨のような曇天が続き、その上、如月のもう一つの意味である衣更着(きさらぎ)したくなるような寒の戻りを実感する一週間です。 人間だけではなく生物がいちばんに望むものは光です。 次にお日さまが顔を見せたら、山の上に上りたい。そこで、思いっきり手…
ボケの花の色。なかでもこの可愛らしい色が好きです。尖った心持ちを忘れさせるやさしい色合いだからです。 とはいえ最近は年を取った加減か、尖ることがなくなってしまいました。 昔はトラブルメーカーだったことを思い出すことがあります。あの頃はだめだ…
今日は昨日から一転、寒くなると聞いていたのに、うっかりして一枚脱いで外出してしまいました。 案の定、夕方にかけて雨は本降りになるわ、気温は下がってくるわで、震えながら家にたどり着きました。 まず、冷えた体を温めることが何よりも優先です。 お風…
濃霧で、箕面の山は全く見えない朝でした。 それでも、雨雲レーダーに雲がかかっていないことが確認できたので、いざ出発。 春雨に当たった梅の花びらが、木の下に円形に散り敷いています。その向こうに水仙、その向こうは金柑。 次々、宅地化していく中で、…
本日13時13分に二十四節気「雨水」に入りました。 「雨水」とは、今まで降った雪が溶けて水となり、今からは雪が雨に変わって降るという意味らしいですが、週末からは寒の戻りが予想される由。 それに、毎年のように、3月初めに名残雪が舞いますから、これ…
ベニカナメモチ。こないだまでくっついていた赤い小さな実が足下に落ちて、代わりに、赤い新芽が出ていました。 季節の巡りをキャッチして、スムーズに世代交代する植物の賢明さを思う朝でした。 キジバト。 「夕方にこのホーホーという鳴き声を聞くと悲しく…