こころあそびの記

日常に小さな感動を

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

春を呼ぶ雨

今朝、富士山頂付近に傘雲が見られたと、ウェザーニューズが伝えていました。 傘雲が現れたら天気は下り坂。大阪でもあと半時もすれば、雨が降り出すようです。 春を待つ生物にはありがたい雨が降って、時には雪になって、季節は巡ります。 日曜日に千秋楽を…

共鳴

今週末には節分を迎えます。 近くの神社では、毎年、豆まきとおぜんざいの接待があります。それは、高齢の氏子さんたちの存続にかける心意気のおかげだと思っています。 地域のお祭りは、その土地に住まう者に安心感を根付かせる役割も担っているように思え…

書と和服と

ボケの花は、梅にも桜にもない優しさがあります。春先の不安定な心を慰めてくれる花の色です。 大河ドラマ『光る君へ』はご覧になっていますか? 先週までは、吉高由里子さんを使うのだから、もう少し派手やかさが欲しいと愚痴っていましたが、昨晩は彼女の…

梅の開花予想

お寝坊しても、まだ有明の月が西の空に残っている季節とはありがたいことです。 満月から二日目ですから立待ち月。 コーヒーを淹れて、もう一度外に出てみたら、淡いピンク色に染まった雲間に漂うお月さまが見られました。 今日は水月公園に梅の様子を見に行…

朝の遠足

冬枯れの大阪城公園。朝早くから沢山の観光客とすれ違いました。聞こえてくる言葉はほとんど韓国語です。今からどこを巡られるのかな。多分、大阪を出て、京都や奈良へ向かわれるのでしょう。 今朝のお堀には、キンクロハジロと、 オオバンがいました。 どち…

鴛鴦

今日はこれ一択です! ハートをズキューンとやられました。 鴛鴦(オシドリ)の群れに出会えた幸運。 ちょっとひいて見ると、こんな感じ。携帯しか持っていなかったので、この感動をうまく伝えられませんが、Instagramに動画を上げましたので、お暇がおありで…

「吾唯足知」

寒さで体も心もシャキッとする朝でした。こんな日こそ歩こうと思う人もおられるのではないでしょうか。私もその一人。 仕事場へ歩いて出発。六甲山の山襞の一つ一つがきれいに見えていたので、神戸に誘われている気がしました。残念。仕事がなかったら、そち…

そを見つつ共に行く

昨日の夕方、犬の散歩に出た時のこと。 西の空に異変を感じて見やると、大げさではなく六甲の山が燃えているような炎の光景がひろがっていました。 たまたま坂道を下ってきた方に、 「きれいですね」と話しかけたら、「こんな寒い中、出てきたんやから、ひと…

まんぷく

寒波襲来予報。起きた時より通勤時の方が寒くなっていたように感じました。 仕事を終えて、阪大図書館に本を返却するために寄りました。 ちょうど、お昼どきを少し過ぎたところでしたので、学食は部外者も利用できる時間です。 そうだ。学食に行ってみよう。…

歳寒三友

きのうは、月齢9.6。月の出はお昼でしたから、宵には空高く輝いていました。 その明かりが周りの雲を輝かせている一瞬が見られたのは幸いでした。その後、雲は流れてぽつんと取り残されたお月様。あのお月様に日本のロボットが月面着陸したというニュースが…

ありがとうございました

きのうから二十四節気の「大寒」に入りました。ということは、あと半月で「節分」がやってきて、その翌日は「立春」です。 ちなみに、一年に四回ある四立(立春、立夏、立秋、立冬)前のそれぞれ18日間が土用とされます。次の季節に向けての準備期間です。 今…

つれづれ

紅白の梅が咲き始めていました。 並んで植わっているのは、畑をお世話されているご老人のお気持ちからでしょう。そのお心にあやかって、春を待っています。 でも、時折見かける彼女のお腰が、見る度に曲がっていくのが気になります。今年もお元気に。 『徒然…

祈りあい

毎朝、玄関先まで出て、孫を見送っています。「いってらっしゃい!」と大声で叫べるのも、あと少しと思いながら。それにしても感心するのは、それを嫌がらない孫です。おばあさんに気を遣ってくれるいい子です。 深呼吸して、空を見上げたら、飛行機が東に向…

臘日

仕事が終わって外を見たら、霧の中に幻想的な山の姿。ここはどこ?という景色でした。こんな時、欲張って山に上がっても、そこは雲の中であることくらいは分かる年になりました。そこで、近所のパーキングの二階に写真を撮るために上がりました。 眺めている…

密かな楽しみ

明日から寒土用に入ります。 土用は夏ばかりではなく、四立(立春、立夏、立秋、立冬)前の18日間のこと。次の季節に向けて、体調を整えましょうという期間です。 平賀源内先生が夏土用に鰻を勧めたのは、夏場は鰻が売れなかったので、売るための苦肉の策だっ…

朝方、庭に舞っていた雪はほんとうに儚げで、そのゆっくり落ちてくる希少な白い恋人に見とれてしまったことでした。 それにしても、暦通りに寒さの底になりました。そのことに、半分、安堵したりもしています。 自然が狂い始めたと、やれ暖冬だ、温暖化だと…

小正月

今日でお正月気分もおしまい。 大阪は本日までと決まっていますが、松の内は地方によって期間が違うと聞きます。なので、散歩途中に各家々の正月飾りを確認しては、よしよしまだ掛かっているなと安心して帰ってくる毎日でした。それも今日で終わりです。 昨…

みちくさ

きのうは、散歩の途中で午後から神戸に行かなければならないことを思い出して、一瞬、しまった!と思ったものの引き返すこともできずに、アホほど歩いた一日になってしまいました。 神戸行きの目的は陸先生の講座です。 人生を振り返ってみるにつけ、継続し…

祝!退院!!

空がきれい。寒中らしい澄み切った空です。 シャリンバイの実をジョウビタキが啄み、寒桜の枝にはウグイスが止まっていました。 川沿いの桜の枝ではメジロがまだかなまだかな?お花はまだかな?と偵察中。 仲良しのヒドリガモのつがい。 コサギが見守る場所…

ほころんできました

発見! 庭の梅がほころび始めていました。 梅は夏につけた花芽を一旦、休眠させるそうです。その芽を目覚めさせるのは低温だとか。先日からの寒さが目覚まし時計になったのでしょうか。 寒さの底の時期に咲き始める梅は、確実に春が近づいているという希望を…

散歩日記

徒歩で出勤しようと家を出発。 空にはまだ雲が残っていましたが、予報は昼から快晴。その予報を楽しみにして、千里川沿いに職場に向かいました。 カモちゃんたち、おはよう!と、「美女と野獣」のベルになった気持ちで歩きました。 ラッキーなことに、今朝は…

『光る君へ』にあやかって

あっという間に、もう10日。 今年はお正月気分を払う必要もないスタートです。 孫たちも、やっと通常の学校生活に戻り、やれやれとスイッチを入れたテレビに映ったのは『まんぷく』。 池田商店街を福子が歩いているところでした。あれまぁ。しばらく見ない…

すばる

夜明け前、テレビに映ったお月さまと金星があまりに美しくて、直ぐにでも飛び出したいところをグッと我慢してお弁当作りを優先しました。 しばらくの後、娘たちのパンを焼く段になって、きのう買い忘れていたことに気づき、どうする?買いに行く?あきらめる…

おめでとう二十歳!

初雪が舞う朝でした。 娘家族に誘われて勝尾寺へお参りに行ってきました。 今春、来春と孫の受験が続きますので、しばらくお正月の勝尾寺通いが続きそうです。 授かった達磨に念を込める。それは、自分自身に喝を入れることなんですよ、なんて野暮は申しませ…

散歩のすすめ

白いボディに光を受けて、遥かに空高く飛行機が飛んでいるのが見えます。 あそこはまだ地球の中なんだと思うと、少し安心するのは先日の事故のせいかもしれません。 海保の機長さんの心がつぶれませんように。そればかり祈っています。 朝の散歩は、親鸞さん…

小寒

見るたびに感動があります。昨日も今日も同じように太陽が上ってくるのに、一日として同じ光景はありません。 今日は今日の唯一無二の美しさと荘厳さを持つ夜明けです。 今日は小寒。寒の入りです。 冬至から半月が経ちました。一陽来復で、昼間の長さは日に…

あすという日があるかぎり♪

ばたばたの年末に美容院に行きそびれた、というか、少し伸ばしたい気持ちもありまして放ったらかしにしてました。 しかし、さすがにあまりにあまり。ということで、今日は美容院に行ってきました。 ものを知らない私が、もじゃもじゃの髪の毛を“蓬髪”という…

初出勤

初出勤の日です。気分を新たにするためにも、歩いて行くことにしました。 時折、時雨れます。その雲間から日が漏れて、六甲山を照らしていました。すっきり見える日もいいけれど、こんな光景の方がより空の大きさを感じられる気がします。 丘を越えて、千里…

メディア人

今日こそは何事もないことを祈るような気持ちで迎えた朝でした。 東の空は薄い紅色を広げたような朝焼けで始まりました。 時々通る地蔵堂の前にある手水鉢にはいつも花が浮かんでいます。 センスのある方の為さりように感心します。と共に、毎日これを続ける…

高岡

能登地震で報じられる惨状をみるにつけ、長く生きるとはつらいことだと悲しくなります。 それでも、その映像を目に記憶することが役目だと思えば目を伏せてばかりもおれません。 学生時代訪れた輪島の朝市。その帰りに珠洲から乗った車窓に朝の海がキラキラ…