こころあそびの記

日常に小さな感動を

立杭の秋

 

 日本晴れ!

 雲一つない朝の空にうずうず。

 昨晩、疲れきって熟睡したはずなのに、興奮の残渣が行っておいでと誘惑するので、ついに抗しきれず立杭へ行ってきました。

 かねて、今日から陶器まつり開催されることは知っていました。

 JR篠山口行に乗り込みましたところ、いつもと違う混み方に面食らいました。この好天で三連休初日となれば仕方ないことです。誰もが外に誘い出される行楽日和でした。

 

 

 相野駅から美術館に行くバスは、いつもなら十数分のところ一時間もかかる大渋滞でした。

 

 

 道端でシュウメイギクを見つけました。

 この花は、母がお花のお稽古から持ち帰って以来、名前を覚えてしまったお茶花です。なかなか出会わないけれど、今日立杭の里で見つけただけで、来た甲斐があったと思わせてくれる佇まいでした。

 

 

 丹波といえば黒豆。あちらこちらにテントが張られて、今が最盛期です。

 

 

 何がお祀りされているのか分かりませんが、その気持ちを嬉しく思う石組みでした。

 

 

 稲刈りの絶好日。里の秋を足早に堪能して、12時30分の帰りのバスに乗り込みました。その後は、三時間後ですから。

 帰宅したら、家人が「もう帰ってこれたん?」と。そうなんです。たった4~5時間で楽しめるミニ旅行なんです。

 

 

 二割引きでゲットしたカップにコーヒーを入れてユーチューブを付けたら、百田さんが泣きながら『七人の侍』の解説をなさってました。

 今から観てみようと思います。同じ感動で泣けたら、私の感性も健在ということかな。