こころあそびの記

日常に小さな感動を

秋の朝の植物たち

 

 稲刈りを間近に控えた田んぼとコスモス。今しか出会えない中秋の景色が撮れました。

 

 

 薄桃色の曼珠沙華

 

 

 露草の青い色。

 

 

 漂うのは、クサギという名前に似つかわしくない甘い香り。

 

 

 これは何?と思って調べたら山芋でした。後ろに写っている青い実がもうすぐムカゴになるんですね。待ち遠しいことです。

 

 

 散歩中、一株しか見かけなかったツリガネニンジンです。どなたのデザインなのでしょう。私みたいに頭の堅い人間には考えつかない造形のかわいらしさです。根付いてくれますように。

 

 

 サンシュユ

 酷暑のためか、今年はハナミズキサンシュユの赤い実が少ないようです。

 

 

 合歓木の豆が爆ぜ始めるのも、もうすぐです。

 

 

 こんなところにイタドリ(虎杖)があったっけ。植物にとって、花を咲かせるくらいの自己主張はありません。

 此処にいるよ~

 ごめん。来春は気をつけて見つけます。

 

 

 ドングリが今にも枝を離れそうになってきました。こう育つまでに二年を要すると知って以来、かわいいだけではすまなくなりました。

 

 

 ベナバナマメアサガオがフェンスにびっしりと巻きついています。

 

 朝がほや一輪深き淵の色

           蕪村

 

 小さいくせに、しゃんと咲いています。山里を彩る小さなアサガオは、生命の力強さを教えてくれます。