こころあそびの記

日常に小さな感動を

万博・日本庭園

 

 万博公園の日本庭園に行ってきました。

 日々、足の調子と相談しながら、遠出の機会を窺っています。昨日は、お天気の誘いもあって、出かけてみる気持ちが高まりました。

 

 

 入園後、蓮池に向かう人がいつももより多いことで、そうだ、今、蓮のシーズンだったことに気づきました。

 季節を感じて生きる、と決めているのに、なんという体たらく。半ば呆れながら人並みについていきました。

 

 

 ハス池の蓮は昼を過ぎて、萎んでいましたが、横の菖蒲園が盛りでした。アマチュアカメラマンを含む、多くの参観者と一緒に堪能させていただきました。

 

 

 半夏生も。

 

 

 木漏れ日が作る影の模様。この絵も私が好きなものの一つ。

 長らくご無沙汰した、園内をゆっくり一周できたことが嬉しいことでした。

 

 

 どなたかの受け売りではありませんが、自分の体とのつきあい方には自分流の法則をもつことです。

 それは、万人に良かれというものではなくて、あくまでも個人個人の責任に負うものだと思っています。

 

 たとえば、私のこの足の痛み。

 なんでだろう。もっと良くなるはずだ。どうして治らないの。

 同じ悩みをお持ちの方の中には、そう考えてドクターショッピングされる人もあるでしょう。

 昔の名医のように、黙って座ればぴたりと当てる、なんてお医者様はおられなくなりました。

 

 

 少々の不具合は、あって当たり前と思い定めてつきあうのもありかと思います。

 もちろん、もし異変を感じた時は、医療を頼ることが大切であることはいうまでもありません。

 ただ、他人の顔色を頼ろうとすることで、自分の体から目が逸れることを危惧するのです。

 あなたのために二十四時間働いてくれているのは、他の誰でもない、あなたの体であることを慈しんであげてください。

 治そうと頑張ってくれていることに感謝しています。