こころあそびの記

日常に小さな感動を

楽しい余暇を

 

 一足早い半夏生のご報告。

 来月一日から七十二候「半夏生」に入ります。それに先立ち、昨日、見つけてしまったので言わずにおれなくなりました。

 この群生は、いつも行くアリーナにあります。丈も十分に育って、この場所がお気に召しているようです。季節をいち早く教えてくれて、ありがとう。

 

 

 その横の池で魚釣りしてる小学生二人。

 「何が釣れるの?」

 「バスです。もう二匹釣れたよ~」

 お見逸れしました。いっちょ前の道具をお持ちですものね。

 

 

 アリーナには、スケートボード練習場が最近オープンしました。

 幼児がお父さんに教えてもらっています。云われたように器用に飛べる?乗れることに感心してしまいます。いつか、世界大会に出場する夢を持っているのはお父さんの方かもしれません。でも、そもそもお父さんの指導がなければ、実現できない。

 素晴らしい親子鷹です。

 

 

 家庭菜園に、ことしは植え付けてないのにジャガイモの花が咲いています。去年の落とし子です。

 

 

 さっき、水月公園に行ってきました。花菖蒲がほぼ終わって、梅雨空に満開のアジサイがよく似合っていました。

 

 

 ここでも、太公望たちが釣り糸を垂れる姿がありました。

 昨日のスケートボードの親子といい、小学生の釣り人といい、みんなそれぞれに余暇時間を楽しんでいます。

 1日24時間を何に使うか。

 できることなら、彼らのように、自分が一番楽しいと思えることに使いたいものです。

 

 

 先日、薬局の店頭に来られたご老人。

 「血圧を今以上に高くしない方法はありますか?」と質問されています。

 「血圧の薬は飲んでおられますか?」と薬剤師。

 「いや、飲むほどではないと云われています」

 失礼ながら、八十歳は越えておられるようなのです。

 

 いつも、思うのです。

 皆様、何歳まで服薬を続けようと考えていますか?と。

 高齢者が血圧を下げて、何か良いことあるでしょうか。

 死なない仙人以外は、寿命があります。

 ひょっとしたら、薬を飲み続けることで、寿命が延びるとお思いなのでしょうか。それは、ありません。あったとしても、ほんの数年のこと。

 高齢者は血圧を下げることのほうが、脳梗塞認知症のリスクが上がります。

 その事実が周知され始めたために、厚生省もようやく高血圧の数値をいじり始めたところです。この間、製薬会社も医師会も散々儲けたことでしょう。

 普通に考えたらおかしいことも、テレビやマスコミのコマーシャルのおかげで、いつの間にか感覚が麻痺してしまうことは、よくあることです。

 そのために、一般の人が無駄遣いや浪費をさせられるのではたまったものではありません。

 

 どんな事からも見えるのですが、とくに服薬姿勢はその人の生き方を示すと思っています。

 だから、薬のことだけ考えるのではなく、自分がどう生きたいかを見つめることで、医療の落とし穴に落ち込むことを避けられるのではないでしょうか。

 ただし、病気治療中の方は別です。医療に頼って一日も早く健康を取り戻していただきますよう念じています。