こころあそびの記

日常に小さな感動を

静岡39.3度!

 

 夏は暑いもんと決まってる。夏に寒かったらヘンでしょ・・

 なんて、うそぶけるほどの暑さじゃなくて、まいっています。

 最高気温の発表を見るから暑さを感じるのだと分かっていても、見てしまう凡人です。

 

 

 その中に見たことのない地名がありました。

 全国一位は39.3度の静岡。二位は新宮。三位は13:38に36.9度を記録した新鹿という所でした。

 新鹿は「あたしか」とよんで、三重県熊野市にあるそうです。

 観光協会のホームページに、美しい海が掲載されていましたので拝借。

 外海が太平洋に面してるように思えないほど、この内海は美しくて広くて穏やかです。そして、ここから東側(三重県)のリアス式海岸との境目にあたるとも書かれていました。

 昔、尾鷲ユースホステルに宿泊したことがあります。そのときは、どのような経路で行ったのだろう。思い出せないほど昔のことになりました。

 先日、関西本線乗り鉄旅を楽しんだのですが、あと一本乗りたい線路があります。それが、紀勢本線です。

 急行は多分、数えるほどですから、鈍行の旅です。リアス式海岸沿いを走る列車から海を見ながらゆっくり行くのが醍醐味です。

 行きたいなぁ。そして、この新鹿の海岸の波音を聴いてみたいなぁ。

 気象情報から、こんなこと夢想していると、暑さもしばし忘れられるのは私だけ?

 

 

 こんな暑さだから、水が恋しいのはみんな一緒です。きっと、海は賑わっていることでしょう。どんなに暑くても、体を水に浸していると、忘れるんですよね。暑いことも、大事なことも。

 ぼーっとすることで、心身が蘇る。それが、海水浴の効能です。

 

 

 ところで、『街角ピアノ』で話されていたご婦人の言葉「幸せは見つけるものではなく、感じるもの」に、共感してご連絡下さった方がありました。

 私たちは、教育のせいなのか、欲しいものは自分の手で取得する、という考えが正しいと思いこまされている部分があります。

 『街角ピアノ』でこの言葉をお話しくださった方は、ご主人を亡くされたあと、懸命に生きて、探して、行き着いたのが「感じる」ことだったのです。

 この世は、経験の積み重ねです。

 それらを通して自分が出す答えは自分だけの宝物。

 教えてもらったのではないことに大きな意味があると思っています。

 それが、神さまが望む本当の生きる意味ではないかと思っています。