こころあそびの記

日常に小さな感動を

「夏休み」しよう!

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 今日は二十四節気の「大暑」です。
 夏の土用真っ只中の暑さですから無理をしないことです。土用とは次の季節を迎えるために体を慣らす期間です。
 こらえどころではありますが・・尋常ではない暑さです。体温近い気温など経験のないことです。
 循環器系のトラブルは冬特有ではありません。
 この暑さに耐えるために一番頑張っているのは心(臓)です。血液を全身にフルに循環し、貯蔵庫の肝(臓)と、排泄の腎(臓)も連動して体を守っています。
 動悸や、めまいを感じたなら、活動は中止して、水と塩分に甘味を足して飲みましょう。麹で作った甘酒も今年の暑さには有効です。

 それでも、夏は基本が活動の季節ですから、特に子供と若者は家でじっとしておられない、自然に体が動くものです。羨ましい限りです。
 今朝から高速道路は大渋滞です。いつもの夏休みが始まったのですね。嬉しいことです。かつては、自分もそうだったと、そのエネルギーに嫉妬してしまいます。
 こんな時節ですから、ちょっと心にブレーキかけて出かけたつもりの人も海を目の前にした瞬間から解放されてしまいます。
 みんなの歓声がビーチに溢れ、太陽の煌めきは最高潮、絶え間なく打ち寄せては返す波の音。大きな大きな自然の恵みです。
 それらを素直に享受するのが健康の鍵ともいえます。大きな声では言えませんが、小さな声援しています。

 夏は楽しくパワフルな季節であることを子ども達に経験させてあげたいと願っています。
 蝉取り網を持って青々した梢を覗き込む親子、庭にプールを出して水のかけ合いっこする兄弟、夕涼みに花火遊び。
 楽しい思い出いっぱいの夏休みになりますように。