こころあそびの記

日常に小さな感動を

母の日を前に

 バラの花びらを乾かしています。
 廊下にローズの香り立ち、それだけで今年も咲いてくれてありがとうという気持ちになります。
 本格的に長く持たせる気はないのです。この子たちがいのちを全うしたと思ってくれるまでのお付き合いを願っています。
 それにしても、バラが持つ魅惑の香りはどうでしょう。脳内に心地よさが広がってゆく気がします。

 突然ですが、私と娘は誕生日が一日違いです。
 娘を産む前日は金曜日でした。その日の検診で、「明日、産みましょう」といわれ、次の日に荷物を持って入院して、即、出産ということになりました。
 担当医の、日曜出勤は避けたいという気持ちも勿論あったでしょうが、できることなら母親と同じ誕生日にしてあげようというお心遣いを感じる出産でした。
 ありがたいことに、娘の年齢+30歳=私の年齢がこの先もずっと続いていくことになりました。

 ということで、母の日と母娘の誕生日が5月に集中しています。
 今日は、孫たちが学校。二人で久しぶりのフリータイムをゆっくり過ごしました。

 何年ぶりでしょう。二人だけって。この時間だけで、最高の贈り物をもらった気分だったのに、更に、プレゼントを選びにデパートなどという、しばらくご無沙汰した場所に出かけることになりました。
 これがまた、プレゼント交換という形になるので、お値段も似たようなものを探し合いました。
 こんな、無駄な時間を過ごせたことが幸せでした。
 どんなプレゼントよりもほんわかしました。
 ですから、今日は心が解けてまったりしています。
 
 京都六地蔵医院の田中実先生が教えてくださったように、解(ほど)けることが”仏“ならば、今日の私は、仏に近づいた瞬間があったかもしれません。

 そういえば、「青面金剛」をまた一つ見つけました。
 いつも、通っている道なのに、先を急いで素通りしていたのです。
 お堂の脇に、詩人・榎本栄一さんの詩をどなたが紙に書いて貼り付けてくださっていました。
 この詩、この詩人を教えられたことがありがたくて、目頭が熱くなりました。もう、先を急がなくていいんだよと言われたようにも取れました。

「再び通らぬ 一度きりの尊い道を いま歩いている」

 昨日までご縁がなかった「青面金剛」に今日出会えた喜びに感謝して手を合わしていたら、後ろに順番を待つ人がありました。
 このお方のグループに入れていただけた。また一つ階段上がれたかなと嬉しく思ったことでした。

 追伸
 5/7は庚申の日だそうです。そうなんだでよろしいですよからね~くれぐれも徹夜しないでくださいね。