こころあそびの記

日常に小さな感動を

胸キュンキュン

 

 クチナシの花が咲き始めたので、写真を撮ろうと近寄ったら、こんな虫がとまっていました。

 早速、便利なGoogle検索で調べました。「シオヤアブ」というそうで、アブとつくけれども、人を刺すことはまれだとのこと。安心しました。

 お尻に付いた白いポンポンが目印です。かわいい姿からは想像できませんが、昆虫を、時にはスズメバチを襲って体液を吸う昆虫界の強者だとか。

 昆虫が元気なシーズンになりました。お店にも、いろいろ迷い込んできます。そのたびに、最年長の私が退治を仰せつかっています。

 私だって、若いときは誰かに任せたことを思えば、がんばるしかありません。

 

 

 朝から、ハガキを一枚書いてしまいました。ファンレターです。

 今朝の『正論』の執筆者が加藤康子さんだったので、慌てて、絵はがきを選びました。シックなものにしようか、絵画の方がいいかな?と散々迷って、シロクマ座の黄色いハガキに落ち着きました。

 まずは、『らんまん』の音を消して、と。丁度、その時二人の真剣な表情が、ちょっと待った!と言ってる気がして、あの出色のセリフを聞いてしまいました。

 「完結した物語は100年経っても消えない。完結しなくちゃだめなんです」。

 いい言葉。いただきです。

 加藤康子さんに、“でも、まだ、完結していない日本。これからも続いてゆくように、どうぞよろしくお願いします。”と、書き上げて、朝一番で投函して、今日はいい日です。

 

 

 誰かのファンになることを、いまどきは、“押し”というらしいです。押しがあることは、日常をぐっと楽しくしてくれます。

 轟さんが引退されてから、さびしい日々を送っていましたのに、突然、宮城君やら加藤康子さんやらの出現で、こんなに人生は充実するものかと元気一杯の毎日です。

 “押し”との遭遇。これも健康法です。しかも、効果絶大です。

 

 

 もう一つ、私には大切な”押し“があります。

 初孫。もう高校二年生です。

 昨日は、他の家族が出払って、彼と二人、お留守番でした。

 「オババ、あんたが小さいときは抱っこしてたんやで」

 「そんなん覚えてるわけないやん」

 「そりゃそうや」

 気ぃ使いの彼ですから、

 「でも、なんとなくそんな感覚ある」

 と、続けてくれる優しさが、私をキュンとさせてくれる男の子です。

 「オババ、お昼ご飯いらんよ。僕ら、クラスで野球チーム作ってん。今日は初めての練習日なんや」。

 楽しそう。

 そして、夕方。彼は、夜ご飯もいらないとラインしてきたのでした。

 ただ今、青春真っ只中!