布引ハーブ園です。
青い空と白い絹層雲。
空が綺麗です。
港を出入りする船の航跡や汽笛の音が、日常を忘れさせてくれました。
かわいいゴンドラに乗って上っていく途中で、布引の滝が眼下に見えます。
丁度、ハロウィンが始まったところで、至る所にデコレーションが見られました。カボチャを収穫祭の主役に仕立てたのは、その存在感でしょう。
迫力ある重量感とあの温かい色に秘密がありそう。場を温めるために生まれてきたいのちかもしれません。
園内は昆虫天国。
冬が来る前に、どの子もこの子も大忙しです。
感心するのは、ストローの細さです。どんな小さな花にも刺さるストローを作ったのは創造主。すべてのいのちはその方のおかげで支えられています。
どうして秋咲きの花があるのでしょう。
それは、他の花が咲かない時を狙う作戦だといいます。ライバルがいなければ、自分の花に来てくれる確率が上がります。
動かないと決め、知恵を駆使する植物の賢さに感心しながら、秋の花を楽しみます。
昔、網走ユースホステルの部屋の名前に「女郎花」がありました。
男の子たちの部屋です。みんな喜んでいたっけ。
この花を見る度に思い出す青春です。
もうすぐ、お月見です。
それに合わせたように、穂を出し花を咲かせるすすき。
秋ですね。
ハーブ園から下りて見上げた空は、思わず写真に収めたくなる美しさ。
今日来てよかった。連れてきてくれた足の頑張りに感謝した一日でした。