こころあそびの記

日常に小さな感動を

宮城君先発の夜が待ち遠しい

 

 今日は朝から神戸まで孫の顔を見に行ってきました。健やかに育っている様子を見て一安心。

 彼女を抱っこさせてもらったので、しばらくはこちらも元気に過ごせそうです。

 

 

 昨晩の日本シリーズ第6戦を、ご覧になりましたでしょうか。

 阪神の勢いが、応援も含めてすごいので、目を伏せ、耳を塞ぎながら応援観戦しました。

 そうしたら、なんと、5-1でオリックスが勝利したではありませんか。

 先発は、第1戦で打たれた山本由伸投手でしたから、大方の見方は大丈夫かな?だったはずです。

 ところが、みごとに9回完投14奪三振という結果を残しました。

 試合後の中島監督は、

「山本が二回連続でやられることはないと思って送り出した」と話されました。

 途中、危うい時もあったのに、山本投手を信じられたのは、築き上げた絆の確かさを表していました。

 WBCで、村上選手を信じた栗山英樹監督みたい。

 こういう純粋さが人々を感動させるんですよね。

 

 

 山本投手のお身体は、筋トレはしないというだけあって、いかつさは全くなくて、柔らかにしなります。それは、パワーが必要な打者の身体とは明らかに異なります。

 それぞれの仕事に見合うようにトレーニング方法を変えるようになったのは、近代、肉体の研究が進んだ成果でありましょう。

 彼は、その本場、米国へ旅立つといわれています。

 悔いのないお仕事で締めくくられました。拍手でお見送りしたいと思います。

 

 

 スポーツ音痴なのに、野球だけ興味を持って観戦できるのは、団塊世代であることの他にもう一つ理由があります。

 もう時効になったはずの六十年前のことです。

 中学生の時、ときめいた先輩が野球部キャプテンだったのです。

 

 彼が、お母さんを早くに亡くして、お父さんとお兄さんに養われていると聞いては、余計に慕わしく思えたものです。

 私が今、応援しているオリックスの宮城大弥君も、苦労して球界入りしたといわれています。

 そんなことと実力は何の関係もないのですが、ミーハーのファンはそこにそそられている人が多いそうで、私もその一人。

 日本一が決定する今晩、先発します。

 ドキドキします。それでも、応援しないではいられません。

 宮城君がんばれ!