こころあそびの記

日常に小さな感動を

ケーンケーン!

 

 春霞の日が続いて、しばらく撮ろうという気にならなかった空。今日、ひさしぶりに青い空と流れる雲の姿を見ることができました。。

 空が青いっていいですね。

 胸一杯に春の気を吸い込んで歩きました。

 

 

 次は私の番よ~とばかり、花水木が準備完了です。

 

 

 ここの日当たり具合は最高!だからここに集まって咲いているの。桜草。

 

 

 逞しきクレソンが増殖中。

 

 

 どなたかが公道脇に植えてくださったラベンダーが紫色の花芽を膨らませています。

 

 

 紫蘭

 

 

 シャガも。

 

 

 本日のとっておきは、キジとの遭遇です!

 歩いていると、少しくぐもった声で、ケーンケーンと聞こえたのです。フムッ?と思いましたが、まさかね。

 そのあと、バサバサッと大きな羽音がしたのですが、その正体は見えずじまいでした。無念に思って歩いていたら、ほん近くにあの鳥と思しき大きな鳥が現れたのです。

 折悪しく、双眼鏡を持っていなかったのですが、それでもはっきりわかる美しい色合いの鳥でした。

 

 

 気づいて携帯カメラを向けたときには、遠ざかってしまって、うまく撮れませんでした。動画なら少しハッキリ写っています。もしよろしかったらInstagramの方を見ていただけたら。

 キジは日本の国鳥というだけあって、昔はふつうに見られたそうです。

 だからこそ、『桃太郎』に登場します。

 猿は知恵、犬は忠義、鳥は勇気と、鬼退治に必要な力を集結します。

 迎え撃つ鬼は、牛の角を持ち、とら柄のパンツを履いているのはなぜでしょう。その由来は五行にあります。鬼門は東北の方角で、そこに配置されるのは丑と寅です。その反対側の裏鬼門に当たるところに配置されているのが、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)ということです。いわば表裏鬼門対決の図に作られているのです。

 

 その昔には、人々の生活圏に住んでいたといわれるキジが、21世紀の畑にもいたことに驚いたと共に嬉しくて一人興奮が覚めやらないことでした。

 因みに、バサバサッというのは、母衣打ち(ほろうち)という動作で、縄張り宣言のとき行うようです。

 春の繁殖期だから見られたのです。

 毎日歩いている道なのに、毎日違う感動があることに、感動しています。

 

 

 おまけ。昨日の石舞台です。