快晴です。
聖天展望台に上がって、大阪湾まで広がる絶景の中で深呼吸したいと出かけようとしたら、娘に止められて諦めた次第です。
それは、去年のこと。
原因不明の痒みが長引いた経験を踏まえてのことでした。マダニかもしれないし、そうではなかったのかもしれません。今まで経験したことのない痒みでした。もうイヤですから、君子危うきに近寄らず。わんこ連れの散歩はこの時期だけは避けることにしました。
阪大に向かう途中、各お宅の庭に咲く花々を楽しませていただきました。
ローズの香り。
玄関脇に赤やピンクのマーガレットを咲かせておられるお宅。訪問されたお客様を笑顔にしてくれること請け合いです。
今日のスペシャルはこの木です。
白い花をふわふわ咲かせていました。
なんじゃもんじゃの木でしょうか?と、呼び鈴を押す勇気はありませんから、それだと信じて心和ませていただきました。
空木が咲くシーズンです。こんな花を見ると山に入りたい思いがつのります。
ところで、知り合いが還付金詐欺に合いそうになったところ、すんでのところで助かったという一報に驚きました。
ATMの前で電話しながら機械を操作してたら、横から「すみません。あなた、それは詐欺じゃないですか?」と勇気ある言葉掛けをしてくださったご婦人があったそうです。
あとで、そのご婦人は「どんなに言っても、きいてくれないから、『私の叔父も先日同じことあったんです』と嘘を言って、やっと信用してくださった」と証言なさったとか。
これだけ連日のように、詐欺事件が横行しているから気をつけるように、と云われていても、引っかかる人がいます。その手口はどんどん巧妙化して、警察もお手上げだそうですから、自衛するしかありません。
騙されるのは、思考力の衰え始めた高齢者かと思いきや、「騙されやすい人」の特徴は、自分は絶対騙されないと思ってる人なのだそうです。
もちろん、なんでも信じる優しさのため引っかかることもあるでしょう。
しかし、今回引っかかった知り合いは、自己評価が高く自負心の塊のような人でした。
それでも、引っかかる。
それだから、引っかかる。
自分の能力を信じて生きてきたというのが思い上がりというのは言いすぎにしても、反面で、生かしてもらったのだという謙虚さも忘れてはならないと云います。
言うまでもなく、騙す方が悪いに決まっていますが、騙される人にある慢心を戒める事件でもありました。