今日は最高にいい日でした。
そして、たった今、オリックスが若月健矢選手のサヨナラホームランで勝利したこともひっくるめて、いい日でした。
こういうの、幸せのだめ押しというのでしょうね。
ラッキーな一日でした。
今朝は、足の調子もまずまずなので、思い切って数ヶ月ぶりに、電車で大形先生の荘子を聴きに行くことにしました。
大阪駅で横のエスカレーターに乗ってる中学生の男の子の一団。バレーボールを入れたバッグに、「豊中11中」という文字がうっすら読めました。
知り合いがいるわけでもありませんが、お近くというだけで応援したくなってしまいます。
ガンバレ!
夏休みに入って、交流戦が多いのか、電車には、たくさんの運動部の生徒が乗っていました。
「お前、”環状線“の意味知ってるか?」
と、中学生らしい会話も聞こえました。
一人前と、少なくとも当人たちはそう思っている年頃の若い子達の姿は、生きる励みです。うれしく思いながら、聞かせてもらいました。
ところで、次の歌は何駅で流れているご存知でしょうか。
やっぱ好きゃねん/やしきたかじん
花火/aiko
ゆかいな牧場/アメリカ民謡
法螺貝/オリジナル
これらは、順に大阪駅から大阪城公園駅までの、駅の発車メロディーです。
平成27年に採用されたときは、なかなかのアイデアともてはやされたものです。
だったら、これから先も、ずっと続けたらいいのかといわれると、そういういうわけにはいかないのではないか。JR西の方々のこころ穏やかならざる事柄が昨日、発生しました。
そうです。
JR東海が、20年続いたTOKIOの「ANBICOUS JAPAN」を終了させたのです。
新幹線で上京するときは、品川に入れば、あのチャイムで武者震い。帰りは、京都辺りで荷物をまとめ始めるようにと、あのチャイムが教えてくれました。
あの歌が流れるのが普通になっていたので、ちょっと、さびしいです。
昨日の最終便では、たくさんの方が録音するためにだけ乗っておられたみたいです。
二度と聞けないメロディーですから。
今日からは、「会いに行こう」に変わりました。
過日、加来賢人さん出演のCMのメイキングビデオを拝見しました。
彼が東京発のぞみの右側座席に座って、富士山見てるだけのシーンです。
スタッフの多さや実際に走らせて撮ってるところなど、JR東海の本気度をみました。
「ええっ、加来賢人さんなん?」
「お母さん、知らんの?すごい人気ある人やよ」
あまり地上波テレビを観ないので、彼のことは知りませんでしたが、野球中継の合間に流れるCMには、確かに連続して出演されています。
なかなかの人選。お見逸れしました。
この変更から見えるものは、時代が、”一歩前へ“から”心の中へ“と移り変わりつつあることを示しているように思います。
それは、大きな会社が目の当たりにされている社会の変革です。
つまりは、世の中の人々が、なんとなく感じているふわっとした変化です。
恥ずかしながら、「会いに行こう」のメロディーが気に入って、すっかり頭に入ってしまいました。
今の時代のやわらかさを上手に抱き込んでいるように思います。
これから先の20年、よろしくお願いします。
よっしゃ!という気合いではなく、笑顔で駅に降り立てますように。