かつて、団塊世代はスイーツなんて洒落た言い方はしませんでした。ケーキはケーキでした。
たまには、そのケーキが食べたくなって娘とおやつを買いに行きました。
車中は、1998年放映のテレビドラマ「GTO」が流れていました。
私は反町隆史は苦手なのですが、1983年生まれの娘は大ファンで、反町隆史と松嶋菜々子の結婚に憧れた世代です。
当時、15歳の娘には理想に見えたご夫婦。今でも、その思いは変わらないようで、彼らの幸せを祝福し続けています。
ところで、近頃、各世代に名称が付けられているそうです。
それによりますと、1990年~2010年あたりに生まれた人は、今、流行りのZ世代です。生まれたときからパソコンがあって、デジタル環境で育った人たちです。
更にその次は、α世代(アルファ)と呼ばれ、2013年~2020年半ばに生まれた人たち。彼らはSNSの中で育っていますから、国境を越えて生の情報を入手しています。従って、彼らの考え方は明らかに私達とは違ってきてることは想像に難くありません。
21世紀の船は彼らが漕ぐことでしょう。
それは、重々分かった上で、年老いた水夫に残された仕事を全うしようとされる方が多方面におられます。
それは、団塊世代の一人として、まだ居場所があるように感じられてうれしいことです。
『こころ旅』が、しばらくお休みの間、『地球トラベラー』が放送されています。
浮気性がバレますが、この登山写真チームのリーダーである中島健郎さんのファンです。
断崖絶壁を歩く勇気や判断力。剛の中にちらっと見える優しさ。
この目では決して見られない風景を、毎朝、楽しみにしています。
娘が反町隆史が好きなように、若い女性の話題といえば、どんな男性が好みかということでしょう。
ところが、私には若い頃から好む男性像ががありません。一貫性が全くありません。
だからといって、だれでもいいわけでもなく、困ったもんです。
さて、今週末、「神戸中医学研究会」が再開される由、連絡をもらいました。
コロナ禍で、長い間、講師の陸希先生が中国から来日できなかったのです。
そのまま自然解散になるのだろうという予想が翻ったことを、ありがたく思っています。
というのは、陸希先生のファンだからです。 彼の持つ落ち着いたオーラが好ましいのです。
何年もお世話になっているのに、学術的なことが全く身についていません。それでも、彼に会えるならと神戸まで足を運ぼうとする自分は、お分かりのように、ただの追っかけです。
でもね。それもまた、自分をご機嫌にするソースだと思えば幸せ気分です。
自分のご機嫌は自分でとる。それは、何よりの養生法であり免疫力維持の方法です。