白い雲の重なりがどこまでも続いていそうな美しい朝でした。
びっくりしましたね。『らんまん』。
突然、松坂慶子さんが千鶴になって登場。ナレーターの宮崎あおいさんも特別出演された記念回でした。
その前に、牧野夫妻が語り合うシーンがありました。万太郎の感謝の言葉に続けて寿恵子が言います。
「あなたの傍にいたから、思いっきり駆け抜けられた」。
いいですね。添い遂げる夫婦ってそういうことなんだと、キュンとしてしまいました。
娘をランチに誘ったら、ないことに、機嫌よく付いてきてくれました。
駐車場からランチに向かう途中に、一度行ってみたいと思っていたお店が「OPEN」の看板を出しておられました。不定休みたいで、なかなかご縁のないお店でした。
ランチもそこそこに、心はそちらに逸っていました。
ご縁が繋がって良かった。
大倉陶器のカップでいただくコーヒー。少し強めの焙煎でケーキとあうことあうこと。
このお家の住人でいらっしゃるご夫婦が始められたようです。
大正末期のお家。
私の家はそんなに古くはありませんが、設えに似たところがそこかしこにあって、懐かしくて落ち着く空間でした。
なによりも、オーナーの余裕が豊かな雰囲気を醸し出しているカフェでした。
満たされて、そのお店を出たあと、ぐるっと回ったところにあるお店に寄ってみました。
そこも、散歩の時にはお休みのことが多くて、入ったことかありません。
香りのお店。
ここは、私より少しお若い女性が経営されていまして、彼女が云うには「やりたいことがあるならやってみた方がいいですよ。私も、いつかやってみたいと思っていたことを始めてみました」。
なんて素敵な励ましでしょう。
それは、やった人しか言えない言葉です。
心に響く言葉が胸の扉を叩いてくれたことです。
次に、そのお隣の雑貨屋さんに入ってみました。
どれもこれも女性なら欲しくなるものばかりで、目移りすることおびただしいことでした。
こんな日があってもいいですよね。
夢見てるみたいに、目の前に非日常が次から次へ現れる日。
明日からまたがんばろうと思えた一日でした。