こころあそびの記

日常に小さな感動を

さぼり心

 

 しばらく休んでいたことを再開するには、うんとこどっこいしょ!とお尻を上げなければなりません。

 若い人ならいざ知らず。とも言えないようで、娘も昨日で年末調整期間が終了して、ひさしぶりの出勤に緊張するわ、と出かけて行きました。

 私は顔面のトラブルでまるまる1ヶ月もプールをお休みしてしまいました。

 休み前の10月はまだまだ暑くて水着も抵抗なかったのに。つくづく、怠け心というのは巣くいやすいものと、水着を前に怖じ気づいたことでした。

 

 

 さぼろうと思えばさぼれる。

 こんな葛藤を乗り越えて出発したことです。   

 震えながらプールに入ると、ガラスを通して木々の真っ赤な紅葉が透けて見えましたし、ターンして反対側に向かうと、そこは太陽の光のたまり場になっていて、あったかいことこの上なし。

 そういえば、今朝は雨上がりの気持ちよさだけでなくて、穏やかな雰囲気を感じませんでしたか。

 若い時には頼りなく感じる冬の太陽ですが、このやさしい甘さが心を芯から暖めてくれているようで、冬の意味をあらためて思い出しました。

 

 

 昨日のブログで言い残したことに、冬の養生があります。

 このところ、熊の出没が報じられなくなったところをみると、人騒がせな熊さんたちも、やっとお山に帰って冬眠に入ったのでしょうか。

 

 

 何十年も前、初めて出席した漢方講座で聞いた「冬眠」という言葉が、私を漢方へ誘う一言でありました。

 熊と同じように、地球上のすべての動植物は冬眠する。この事実が、私を感動させました。

 人間だって冬は休眠状態なのです。

 寒さが身を守りエネルギーの消費を抑えるために、毛穴を固く閉ざしています。 それは、木々が葉っぱを落として、しっかり蓋をしているのと同じです。

 自分の体は冬眠中。

 そう知っておれば、無理することは適切な時期でないことがわかります。

 冬の養生の第一条は冬眠です。太陽が夜を長くしてくれています。その好意に従って、よく眠ることで、身体を休めましょう。

 

 

 冬はじっとしているから、エネルギーは不要かというと、それは、違います。

 寒いから細胞同士が押しくらまんじゅうをして、熱を産生しないといけません。そこで、冬はエネルギー補給が大切といわれます。

 お肉です。冬はお肉を食べてエネルギー補給に努めるようにと、リャンピン先生に習いました。 

 

 

 さて、さぼり心を断ち切って参加したプール教室でしたが、行って良かった。

 先生がボール遊びを取り入れてくださったので、ばあちゃんたちは園児になりきって思いっきりはしゃぐことができました。楽しかった。先生ありがとうございました。