こころあそびの記

日常に小さな感動を

鴛鴦

 

 今日はこれ一択です!

 ハートをズキューンとやられました。

 鴛鴦(オシドリ)の群れに出会えた幸運。

 

 

 ちょっとひいて見ると、こんな感じ。携帯しか持っていなかったので、この感動をうまく伝えられませんが、Instagramに動画を上げましたので、お暇がおありでしたら是非ともご覧くださいませ。

 

 

 朝早くは曇っていましたのに、家族が出払ったころには、雲が割れてきました。

 これは、行くしかない!と気分転換に千里中央公園に行ってきました。

 

 

 メタセコイア。久しぶりだね。昨年の紅葉は見に来れなくてごめんね。

 そういえば、去年は足の不調で遠出する自信がありませんでした。その後、傷めてから一年の時間が経ち、ゆっくりではありますが自分の体が中から治してくれたことに感謝しています。

 まだ歩かせてもらえるということは、まだ行くところがあるということ。

 ありがたいことです。

 

 足元を見ると、地上に白い絨毯。ナンキンハゼの白い実がたくさん落ちています。寒い冬を乗り切った鳥たちに、もうじき春の恵みが与えられます。ナンキンハゼのお役目が終わったということは、春はそこまで来ています。

 

 

 水鳥の写真撮影に来られた方に、鴛鴦についていろいろ教えていただきました。

 カモ類は水草を食べる種が多い中で、鴛鴦はドングリの実を食べるといいます。

 ですから、森の中の池など、池の周りに木があることが条件です。

 大きな樹木の地上から10メートルもあるところの洞に巣を作って雌が子育てをします。美しい雄は関与しません。

 なのに、オシドリ。この名前からの連想で、仲良し夫婦の吉祥柄として今も人気です。

 

 

 冬場の暗い池で目立つように配色された豪華絢爛さは、故あってのことなのでしょうが、その理由は誰にも分かりません。雌にアピールするといったところで、果たして雌は見えているのでしょうか。

 ただ、明るい緋色を好む日本人には間違いなく人気がある絵柄ですから、日本画にも多く描かれてきました。

 鳥小屋の中に入って描いた村松篁さん、とその息子の淳之さん。

 鴛鴦つながりで、久しぶりに松伯美術館に行ってみようかな。